日向は暖かいが、日陰に入ると冷たい風も吹いて少し寒い一日だった。
天気も良いので里山の麓を歩いてみた。
(里山「船野山」)
里山の一つ「船野山」は、400mに満たない低いなだらかな山である。
東西には船の底を上にしたような形をしているが、南北は急峻で熔岩もゴロゴロしている。
この山は優しい形と裏腹に火山でその麓の集落にも旧火口がある。
但し、今は田んぼになっている。
その旧火口の噴出物等で出来た小高い丘に「赤井城祉」がある。
グルリと回ってみる。
(木瓜の花と日本蜜蜂の巣箱)
土塁で一段高くなり、更に急峻な地形になっていて天然の要塞といったところ。
(蜜柑)
ほぼ放置状態で、ちょっともったいない気もするが・・。
(根性の水仙)
押し固められた場所に、水仙が花まで咲かせて頑張っていた。
(熔岩等の堆積物)
旧火口からの噴出物で、この辺一帯の土地は赤い色をしている。
(城跡にある神社)
城跡の一番高い所へ向かう途中に神社がある。
地震で石段等が崩落し、通行止めの状態が続いている。
小さいが神社自体は被害は軽微だったようだ。
(城跡からの眺め)
西を望むと熊本の平野・市街地、その先に金峰山系や有明海の向こうの雲仙あたりまで見える。
(ツクシ)
畦道でツクシを見つけた。
例年出ている所に探しに行っても見つからないのに、偶然に出くわすことが多い。
今年の春は、急ぎ足でしかも順不同でやってくる。
「春が来た目に来た足もガタが来た」・・・しろ猫