昨日の午後には、町内の全域を対象に高齢者避難情報がスマホで鳴り響いた。
まだ雨はそれ程でもなかったが、明るい内に避難行動をと呼びかけている。
我が家は今まで水害等で避難したことはない。
以前に(線状降水帯という言葉が無かった頃)、記録的大雨となったことがあった。
その頃、土地を購入する話が進んでいて、該当地を豪雨の中確認に出かけた事がある。
その結果土地も、まさかの時の移動経路も水没する恐れがない事を確認して現在地を購入した。
しかし、まあ災害というのは想定外ばかりなので油断は禁物。
昨夜来から早朝にかけて、かなりの雨音がセミがうるさい私の耳にも聞えていた。
▲(午前中の西空)
8時過ぎまで、自動点灯していた外灯も消えて10時頃は西空が少し明るくなってきた。
テレビの気象情報で雲の流れを見ていると、午後からは歩きにも行けそうだと軽く見積もった。
ところが、みるみる雲の厚さが増してまたもや音を立てて雨が降り出した。
どうやら雲の厚みが周期的に変化しているようで、油断はできない。
概ね今日は、家籠盛りとなりそうな気がするので、ブログも先日の江津湖畔遊歩道そぞろ歩き編になる。
▲(引き上げられる外来水生植物)
ウオーターレタスやその他各種の特定外来水生植物の駆除作業が続けられていた。
専用の船で回収し、船着場まで運び機械力で引き上げてコンテナに積み込む作業が・・
延々と続くイタチごっこなのだが、状況は魚も同じ。
▲(駆除対象の指定外来魚)
オオクチバス・ブルーギル・ナイルテラピアなどなど、6種が指定されている。
本来棲息するはずもない魚だから、誰かが飼育していて捨てたものだろう。
▲(外来魚用生簀)
一時は、キャッチアンドリリースなどと呑気な釣り人も居たが、最近は少なくなった。
釣り上げた場合は、放すことなく数カ所に設置された生簀に入れるように準備してある。
更に歩くと鬱蒼と茂る木立の道にはいる。
▲(苔むした遊歩道わき)
梅雨の時期は、苔にとっては天国のような一時だろう。
下を見て歩くと、地面に幾つもの穴があるのに気がつく。
▲(地面に開いた小さな穴)
何の穴なのだろうか?
彼方こちらに沢山穴があったが、セミの穴だろうか。
子供の頃は、セミの穴に小さな棒を突っ込んで幼虫が掴んだら引っ張りだして遊んでいた。
セミの鳴き声で、梅雨明けを知らさせるのが通例。
湖畔の木立にも、蝉の声は皆無である。
梅雨明けまで待機しているのなら、セミの寿命からして綱渡り状態。
ただ、当地の週間予報では30日過ぎあたりから、曇りマークやお日様マークが続く。
それを見越しているのなら、セミに脱帽。
▲(ハンゲショウ)
7月1日が半夏生らしいが、植物のハンゲショウはもうとっくに化粧を終わっている。
様子見は人間ばかりで、動物も植物もとっくに前倒しで季節に対応しているようだ。
「温暖化警告射撃する地球」・・・しろ猫