近所の金木犀の香りが漂うようになってきた。
数軒先のお宅の庭には、沢山の濃いオレンジ色の花を咲かせているのが見える。
我が家の鉢植えの金木犀は少し遅いので、しばらくは咲かないだろうと思っていた。
所が以外と香りの元が近い感じがして、庭の裏手に回ってみたら金木犀が開こうとしていた。
(金木犀)
鉢植えなので、成長に制限がかけられ花の数は元々少ない。
それに品種的なものもあるのだろうが、黄色みがやや薄い。
香りも、ご近所のよりずっと弱くて、仄かに香る程度で鼻をくっつけたくなるタイプ。
相当に大きな鉢に植えていて、少々の風ではビクともしないが、台風対策として支線を張って補強している。
直ぐ横には、これまた鉢植えのモミジが少し色づいてきた。
(色づき始めたモミジ)
一度、紅葉しかかったのだが、長すぎた暑さに葉っぱが枯れて落ちてしまった。
残った葉っぱは、やっと例年の秋らしくなって色づいてきた。
(ツワブキ)
ツワブキの花の蕾も、待機の態勢にあるがまだ開くには時間が掛かりそう。
公園などでは、もう咲いているのを見かけるが、我が家のモノは何でも遅い。
ただ、やたら早すぎたのもある。
(ハゼの紅葉)
モミジと同じ時期に紅葉を始め、モミジは枯れて紅葉の部分は散ったが、ハゼは葉っぱを落としながらもまだ粘っている。
もう葉っぱは残り少ないが、紅の鮮やかさは我が家の庭では際立っている。
もう、こうなると紅の葉っぱの一枚一枚が貴重品。
どこまで頑張ってくれるのだろうか。
「単線の行き会う駅の木犀香」・・・・しろ猫
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