当地の新聞で、南阿蘇の老舗酒蔵の新酒が出来上がった記事が掲載されていた。
大きな杉玉がぶら下げられて、杉の葉と新酒の香りが漂うような写真も・・。
もう何年になるのか忘れたが、気がつくと出かける癖がついた。
▲(杉玉)
創業は江戸の中期ぐらいで、阿蘇の冷気と清冽な湧き水が酒造りには適していたのだろう。
▲(老舗の蔵元)
”れいざん”が主力の銘柄で、好みもあろうが私は好きである。
濁り酒と生酒の2本を買って帰ろうとしたら、相方が一升瓶を1本追加した。
ま、喜ばしい話ではあるが・・・
帰りは萌の里で農産物などを買い込む。
▲(萌の里:俵山方向)
春先には一面野焼きで真っ黒になるが、今は草紅葉が進行中。
山の上の白い雲で、手前の山肌が黒くなっているのはカメラのせいではなくて、私の腕のせい。
道中の山肌も紅葉と枯れ葉が目立つようになってきた。
先日、江津湖畔を歩いた時も、秋が冬に追いまくられている様子だった。
▲(銀杏と楓)
▲(湖畔の落葉樹)
▲(動・植物園の林の色づき)
▲(ボートハウス横のナンキンハゼ)
今朝からグッと気温も下がって、のんびり紅葉をみる雰囲気ではなくなってきた。
今夜は忠臣蔵の討ち入りで、旧暦なら雪も降ろうが江戸の吉良邸も雪はまだまだ先のことだろう。
事件を後でゆっくり考えるとおかしな部分も沢山あるが、要は早く大衆の心を掴んだ方が勝ち。
つかみ方にしても、江戸時代も現代もさほど差はなさそうに思える。
ま、酒でもチビリとやりながら考えてみようか。
「焼酎と酒にユネスコ赤ら顔」・・・しろ猫