今日もかなりな高温が予想されている。
明け方は曇りがちだったし、午前中の方が気温も上がらないので歩きに出た。
▲(情報交流センターの七夕飾り)
情報交流センターの、本の絆コーナーに手頃な本はないかと様子を見に立ち寄った。
めぼしい本はなかったが、展示コーナーに七夕飾りが何本か立っていた。
訪れた人が願い事を書いてぶら下げられるよう、色紙と筆記具が準備されている。
数日前に訪れた時より短冊の数がかなり増えていた。
折角だから田んぼコースの田植えの状況を覗いてみた。
▲(ブタナ)
交流センターの敷地内の芝の中から、ブタナが芽を出し花を咲かせていた。
この辺りは、以前全て芝刈りが行われた後なので二度目の開花。
名前さえもう少し上品なら小型のタンポポ風で悪くはない花なのだが・・
▲(休耕田?)
昨年の今頃の水害で水没した田んぼは、放置されたままだったが今年も田植えがなされることはなさそう。
川の両岸の堤防を中心に右岸・左岸ともに50m~100mくらいの幅で上流から下流に向かって休耕田が目立つ。
テレビの好きな東京ドームの広さの何倍という表現を用いるなら、いったい何倍になるのだろう。
▲(ボランティア米の田んぼ)
町内にある農機具会社が運営していたもの。
食育の一環として子供達に田植えをして貰い、出来た米は福祉施設等に寄付するというシステム。
如何にも手造りの田んぼといった風情だったが、地震以降は下火になって看板も色あせてきた。
先般の水害の被害にもあって、再起できるかは不明。
田植えの終わった田んぼでは、アオサギが案山子の役目をしていた。
▲(案山子風のアオサギ)
意識したわけではないが、たまたまアオサギを写していて先の方に打ち込まれた棒と重なってしまった。
串刺しのアオサギになってしまって、アオサギには申し訳ないが笑える。
▲(ジャンボタニシの稚貝)
田んぼの表面に、沢山のタニシが棲息する田んぼもある。
まったくタニシがいない田んぼも多い。
▲(タニシのいない田んぼ)
戦後食用として南方から持ち込まれたジャンボタニシが、野生化したものである。
早苗を食べたりする食害があって、駆除対象だがタニシも粘り強い。
南方原産なので日本では越冬できないため、田んぼの土の下深く潜って暖をとり越冬する。
厳冬期に、田起しなどを何度もする農家の田んぼのタニシは、寒さに晒されて死滅する。
田植え前の苗代掻きまで放置された田んぼは、越冬成功組が田植え以降活動をはじめる。
親は産卵以降卵に未来を託して死ぬので、一代ごとの代替わりのサイクルを絶てば駆除も出来る筈だが。
耕作放棄地や休耕田、タニシひとつからも日本の農業が見えてくる。
な~んて偉そうなことを考えながら歩いていたら、空から雨粒が・・
▲(雨と晴れの境目)
ほぼ川を境に左岸は雨で右岸は晴れ。
堤防道路をテクテク歩いていた私には、雨域から風に流された雨が霧雨状態で降りかかってきた。
慌てて前方の白いガードレールの方向に右折して、家並みの方向へ急いだらほどなく脱出できた。
途端にカーッと日差しが照りつけ、汗もどっと出て真夏の世界。
どこからか、ワシワシワシ!とクマゼミの鳴声が聞えてきた。
今シーズン初めてのクマゼミの鳴き声。
まさか梅雨明け?
「八日目のセミも明日の夢を見る」・・・しろ猫
こんにちは
ブタナ
よく見掛けます
根も葉も食べられる?
そう聞きましたけど
食べたことは
ありません
竹千代 拝
こんにちは
え?そうなんですか。
食べられるとなると
評価がぐっとアップしますね。
ただ食べる勇気は
ありませんけど・・
しろ猫