カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ドラマチックな車の物語

2020-09-15 11:07:44 | おでかけ
 数日前から、車のドアの開閉が思うようにいかなくなった。

 正確に言えば、閉じる方は閉じるのだが。

 10分とか20分とか間を置いて開くときにスマートエントリーとか言う機能が作動しない。

 手をノブに添えるだけで開閉が出来るという便利さだが、動かないとこれは始末に負えない。

 
 (ドアノブ)

 
 (車のキー)

 キーはポケットでも鞄でも、入れたままで手を添えるだけで動作していた。

 そこで、キーを引っ張り出して、開閉のスイッチを押したりするうちに開く。

 乗ったり降りたりが至短時間なら今まで通り作動する。

 自分のキーが不具合なので、相方の予備キーでやってみても結果は同じ。

 これはきっと、ドアノブの受信側が不具合だなと判断してディーラーに持ち込むことにした。

 
 (ナビ)

 そのうちに、ナビが突然「細部が表示できません、広域に切り替えます」とのたまって、いきなり九州地図の画面になった。

 町中を走るのに、九州スケールは広域すぎる。

 「あほか!」等と言いながら画面にタッチしたら、日本全図のスケールで表示し始めた。

 「おい!俺は車で町中を走っとるんだ。全日空や日本航空のパイロットで空飛んでんじゃねえよ!!!」

 と、悪態をついたら、プツンと画面が真っ暗になってしまった。

 ディーラーには事前に電話で状況と、持ち込み日時を予約した。

 結果は、言いたくないが、キーの内蔵電池消耗だった。

 相方の予備キーも、同時にいつも携行しているので車に反応し消耗している。

 その時非常時の開ける手段として、小さな手動の予備キーが付いているのを思い出した。

 使ったことがまったく無いので忘れていた。

 ただ、この手動のキーでドアを開けると、非常クラクションが鳴り響くらしい。

 直ぐさま乗り込んで、メインスイッチを押せば止まると教えて貰った。

 取説には書いてあった筈だが、年寄りは車の取説など読まないのだ。

 ドアもスイスイ開閉し、ナビも真面目に表示を始めた。

 

 出先で、ドアが開かずにゴソゴソやっていると泥棒に間違われるぞ・・・とか考えると気が滅入っていた。

 ナビも、日航のパイロット気分で日本地図を見ながら気分はムカムカ。

 そんな、イライラ・ムカムカや不安が、一気に解放されて、風船のごとく空へ飛び散ってしまった。

 小説でも、緊張した物語が最後はパァ~ッと一気に心が晴れるような終わり方がいい。

 私の車も、なかなかドラマチックで面白い。

 なおれば、心にも余裕だもの。

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 咲いた咲いた蓮の花が咲いた | トップ | 江津湖に句(歌)碑を訪ねて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

おでかけ」カテゴリの最新記事