カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

新年を迎える準備の日

2021-12-28 15:43:03 | 日常あれこれ

 十二月もいよいよ暮れになると日程がややこしくなる。

 例えば正月の準備をするに、悪い日がある等と相方が言い出す。

 根拠はないが、子供の頃から実家の方では煩かったという話。

 29日が悪いのは何となく数字で判るが、31日などは一夜飾りとかで駄目らしい。

 OKの日は、今日と30日しか残っていなくて、正月の飾り付けや墓参りなどを済ますことに。

 花を買って、取りあえずお墓参りに田舎へGO。

 

 (阿蘇のけむり)

 阿蘇はちょっとした咳払いをしていて、噴煙はいつもより多めだが、白色だし高度もそれ程ではない。

 火山活動もやや活発といったところだが、警戒レベル3から2へ引き下げられたばかりで、今回はレベル2のまま。

 阿蘇には機嫌良く新年を迎えて欲しい。

 コロナなどと連動されるとたまらない。

 

 (桜の枝の紅葉)

 お墓は、先日皆さんと掃除をした後のまま、綺麗に保持されてた。

 周辺の桜はすべて落葉しているのに、この1本だけ根元付近の小枝が紅葉していた。

 思わず幹の上部を見上げると華やかな色が・・。

 

 まさか今の時期に花が咲くのは変なので、よくよく見るとお墓に挿してあった造花のようだ。

 けっこう造花で賑やかなお墓も多いのだ。

 ところがこの色彩に反応するのが、カラス。

 咥えては花立てから引っこ抜いてしまうので、墓の周りはいろいろな造花が。

 カラスも餌だとは思わない筈だから、きっと遊び感覚かも。

 なかには面白いカラスもいて、桜の枝に引っかけて花を咲かせてみようとしたのかも知れない。

 

 (カラス除けの仕掛け)

 苦肉の策で、墓の周りに竹を立てて周りを魚釣りの糸を張り巡らした墓もある。

 我が家は、生花しか挿したことはないが、ついでに花をカラスに引き抜かれることはある。

 無駄な抵抗なのだが、花の茎の部分を集めた直径と花立ての直径ギリギリにまで輪ゴムなどで巻いて押し込む。

 こうなると花を供える等というレベルの話ではなくなってくる。

 線香も燃え尽きて、帰る頃になると「アホ~アホ~」と直ぐ近くの木の上から、カラスの笑う声が聞こえる。

 さてさて帰宅すると、仏壇から玄関それに井戸まで、正月のお飾りは今日と決まった以上は今日のうちに決行する。

 自分たちでしきたりの枠を作り、その枠の中で忙しがっているのだから世話は無い。

 「後悔もくよくよもせず温い酒」・・・しろ猫

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