江津湖の湧水

　熊本県は火の国と呼ばれているが、水の国でもある。

　阿蘇や九州山地からの伏流水が多いからで、日本銘水百選に選ばれた湧水地は各所にある。

　江津湖は、熊本市の東部に位置し水前寺をはじめ各所の湧水を集めている自然の水瓶の象徴的場所である。

　

　恵まれた環境の中で、野鳥や淡水魚の種類も多い。

　以前はウオーキングで歩いてくることもあったが、さすがに最近は車を利用している。

　

　地震前には無かった場所から水が出るようになっていたが、最近は回りを整備して自然の噴水として活用している。

　広場でも場所によってはかなり地盤が沈下していて、全体から水がにじみ出るような状況だったが、最近はかなり改善されてきた。

　
　

　湧き水で比較的暖かいので水辺には水草が多い。

　もう少し暖かくなれば、付近の幼稚園や保育園の子供達が水遊びに興じる姿が見られるようになる。

　例年春の便りのいの一番は、江津湖の水辺のネコヤナギとツクシというのが私の定番になっている。

　今年は暖冬のようだから、意表をついて出ているかもと出かけたのだがまだだった。

　新聞に紹介される前になどと余計なことを思ったのがよくなかった。

　それでもグルリと回っているといろいろな面白ものに出くわす。

　例えばウサギの散歩であったり、散歩中の犬同士の諍いなどなど・・。

　今日から二月、さても月日の流れの早いこと。

　
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