七月五日(日)曇り。
梅雨の合間の晴れだが、太陽が時折顔を出すにも関わらず、暑さと湿気で、少し歩けば汗が滴り落ちる。七時に起床。朝食も、とても数が多くて、全て食べることが出来なかった。ご飯をお替りをする若い人たちが羨ましい。朝食の後に、皆で海まで散歩。地元の漁師となって頑張っている知り合いの息子さんと会う。タコ漁に行ってきた帰りだとか。生シラスの店を覗いてみるが、暑いので買うのを断念した。民宿の前で、皆で記念写真を撮ってから解散。
遠くから参加して頂いた社友を横浜まで送って、我が家で暇つぶし。正午、家族と社友と共に、中華街の「安記」にてお粥の昼食。食後、社友氏を駅まで送ってから事務所にて、機関誌の最終編集。四時に全てが終わった。これで明日の月曜日に発送が出来る。読者の皆さん大変遅くなりまして申し訳ありません。
夜は、横浜駅の西口にて開催された勉強会に出席。会場にて、阿形充規先生や同志の方々とお会いしてご挨拶。今日の講師は、旧知の展転社の藤本隆之氏。演題は「南京事件の裁判の総括」。同社が出版した南京事件に関する本で、支那人から訴えられ敗訴した経緯を話してくれたが、そういった支那の国家戦略としての「反日」をサポートする、国内の、それも日本人の弁護士や「ネットワーク」があり、その実態を暴いて行きたいと語っていた。とても勉強になった。
思えば藤本氏とは長い付き合いだ。彼が一水会で運動している頃から懇意にさせて頂いている。私は、個人的に彼をとても評価している。運動に対する姿勢や、その視点は類い稀なものがある。朱に交わらずに黙々と生きてきた彼に学ぶことが大である。ただ酒をもう少し控えれば・・・。まあ私も人のことを言えたガラでもないが。
平澤次郎氏と同席、今回の選挙で、間違いなく民主党が勝利し、自民党は下野する。それは取りも直さず、民主党の人気によるものではなく、自民党の腐敗と堕落の結果である。一度、自民党は下野したほうが良い。民主党には左の連中が多い、と言うが、自民党にだって加藤紘一や、「一千万人の移民」を提唱する中川秀直や、支那やロシアの手先のような河野洋平などがいるではないか。世襲の上にあぐらをかいた特権階級のようになった自民党のお坊ちゃま政治にこの辺で終止符を打ったほうが良い。とめずらしく平澤氏と意見が一致した。
久し振りに藤本氏と一献とも思ったが、体調がイマイチでなるべく酒を控えたかったので、遠慮して、志村君や若い人たちと一緒に電車で帰宅した。
深夜、静岡県知事選挙で、自民・公明の推薦した候補が、民主・国民新党・社民党の推薦した候補に敗れる、という速報が入った。もう自民党は末期症状の呈を表している。きっと内部にいる者は、その症状に気がつかないのかもしれない。 日本よ何処へ行く・・・。