白雲去来

蜷川正大の日々是口実

SAPIOの特集が面白かった。

2012-08-25 14:47:20 | インポート

八月二十四日(金)晴れ。

午前中に、上の子供を連れて歯医者へ。終了後は、ランドマークの書店で暇つぶし。私は、この時間がかなり好きだ。何もすることがないときは書店に行く。森林浴ならぬ「活字浴」である。特集が面白くて、久しぶりに「SAPIO」を買った。「ネトウヨ亡国論」というもの。鈴木邦男さんや櫻井よし子さんの原稿が良かった。後は、批判のための批判に終始し、読んでいて余り気持ちの良い物ではなかった。

お会いしたことはないが、FBでの「友達」の鈴木智彦さんの「「追跡!輸出されるヤクザ」というリポートがあった。迫力のあるものだった。

鈴木邦男さんは、原稿の中で、亡くなられた弁護士の遠藤誠先生の言葉を引用して、このように書いている。「思想は百パーセント違っても、尊敬できる敵は何人もいる。反対に思想は同じだが尊敬できない人間もいる。一体感を原動力運動している間は気付かないが、やがて時間が経つと、仲間の中にさえ、ろくでもない人がいることを知る時が来る。彼ら(注・いわゆるネット右翼)には、そうした試練が待っているのだと思う」と。

私は、そういったことを随分前から感じていた。従って、少数の同志は別として、それ以外の人たちとは、プライベートではなるべく付き合わないようにしている。若いうちは、仲間だけで通じ合う言葉を交わしていることに居心地良さを感じていたが、今はそんなことも無くなった。運動などとは関わり合いの無い一般の人たちといるほうが楽しくて勉強にもなる。そういう意味では、友達には恵まれている方かもしれない。

還暦を過ぎて、現役でいられる時間は残り少ない。だからこそ「嫌だな」と思う人たちとは、なるべく席を同じくしたくない。偽ざる気持ちである。

夜は、藤棚商店街の今年最後の縁日に行った。時間が早かったので、カメ&アコちゃんやヒデちゃんたちと「颯」で一杯やってから出かけたが、出店が少なくて少々さみしかった。その後「やまと」へ転戦して帰宅。

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今日は、蒙古の軍船が海の藻屑と消えた日。

2012-08-25 14:11:16 | インポート

八月二十三日(木)晴れ。

 今日は、二十四節気のうちの一つである「処暑」。暑さがやむと言う意味で、このごろになると、さすがに暑さも峠を越して、幾分暑さもやむらしい。しかし、連日、三十度を超える残暑が厳しい。季節も政治も、中国も韓国もロシアも皆おかしくなっている。

 テレビのニュースでは、この「処暑」のことを各局取り上げていたが、我が国の固有の領土である尖閣諸島の魚釣島に侵入した香港のマントヒヒ顔の連中にも教えてあげたいのが、今日の故事。すなわち弘安四年(一二八一)、いわゆる「元寇の役」において、前夜から吹き荒れた嵐によって、来襲した蒙古軍の軍船はことごとく海の藻屑と消えた。そう「神風」が吹いたのが、七三一年前の今日の事。古書には、「夜半より乾風おびただしく吹きいでて、賊船ことごとく漂流して海に沈みぬ」とある。

人の国の領土を、かすめ取ろうとすると、また神風が吹いて天罰が当たるよと、教えてあげたい。何しろ、人の国の商品を、勝手に商標登録して、国内で売ろうとすると、「いやこれはウチが商標登録したものだ」と言って訴訟を起こし金をふんだくる。こんなことがまかり通るのだから、常識が通用しない。困ったものだ。

夜は、いつも通り、酔狂亭で月下独酌。

Cfb454921※有名な元寇の図。


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