八月二十七日(月)晴れ。
下の子供は今日から学校。愚妻も仕事に出かけ、家にいるのは、私と上の子供だけ。天気が良いので、と言っても良すぎるので、みなとみらいのランドマークで子供と一緒にウインド・ショッピング。結局は、書店に入って、一時間ほど暇つぶし。何も買わないのでは申し訳ないので、「父 吉田茂」(麻生和子著・新潮文庫)を購入した。著者は、吉田茂元総理の娘さんで、麻生太郎元総理のお母さんである。
終戦直後のマッカーサーとのやり取りなど、巷間知れ渡ったエピソードもあってとても楽しい本だ。午後に美味しいコーヒーを飲みながらこういった本を読むのは、正に人生の至福の時。決して大げさではなく、コーヒータイムにはちょうど良い本だと思った次第。
そういえば、北京で日本の丹羽大使の車が暴漢に襲われると言うショッキングなニュースがあった。その犯人は、車の先頭についていた日の丸をも奪って逃走したらしい。大使側は、犯人の写真を撮ったり、車のナンバーを控えて中国側に伝えたそうだが、果たして本気で捜査をするのだろうか。
犯人を捕まえたなら、国民の不満が中国共産党に行くだろうから、何とかしてうやむやにしたいと思っているのに違いない。まあ犯人を逮捕できなければ、世界中の笑いものになると言うことぐらい自覚しているだろうから、どうするのかお手並み拝見である。日本人は何があっても中華街のお店や韓国料理屋に嫌がらせなどしない。その民度の差は天と地ぐらいある、といわれても仕方があるまい。
夜は、近所のジジ・ババたちとの月に一度の飲み会を、「たつ屋」で行った。その後、仲良しさんと近くのスナックに転戦。十一時に帰宅。