十一月十四日(水)曇り。
今年は、忘年会を十二月の最初の日曜日(二日)に行うことに決めた。いつも二十四、五日頃に行っていたのだが、それではあんまり遅いと言われ、早めにした。その案内状を作ったり、封筒を印刷したりと、バタバタしていた。
二時半から歯医者。最近どうもかみ合わせが良くなく、肩が凝ったりして調子が悪い。もう十年以上通っている歯医者さんなので、意志の疎通は、ツーカーである。終了後に、ランドマークタワーにある書店にて暇つぶし。「雲の形」の写真集があって以前から欲しいと思っていたのだが、残念ながら売り切れとのこと。
自宅に戻ると、学校から帰ってきた子供たちが、「野田さんが解散だって」。慌ててテレビをつければニュースで、安倍さんとの党首討論の中で解散を明言した。おおやるではないか。信じられないことに最近は、野党よりも、党内の「野田おろし」の声が大きい。次の選挙では危うい人たちが、何だかんだと言って、足を引っ張り、解散権まで封じ込めようとする「抵抗勢力」にギャフンと言わせた。私は、個人的には、鳩山や菅なんかよりも野田の方が余程ましだと思っている。野田で一本にまとまることが出来ない民主党の将来はない。沈み行く船からネズミがいっせいに逃げ出そうとしている姿が可笑しい。
第三極、四極と正に群雄が割拠して、春秋戦国の時代を見ているようだ。高みの見物は面白いが、国家の命運がかかっているので、笑ってばかりいられない。それでも選挙が楽しみである。今日は、珍しく休肝日とした。