白雲去来

蜷川正大の日々是口実

中原に還た鹿を逐う。

2012-11-24 14:15:59 | インポート

十一月二十一日(水)曇り。

 私の好きな「唐詩選」(岩波版)の最初に出てくるのが、唐創業の功臣であった魏徴の「述懐」。その詩は「中原に還(ま)た鹿を逐(お)い 筆を投じて戎軒(じゅうけん)を事とす 縦横の計は就らざれども 慷慨の志は猶お存せり」で始まる。「昭和維新の歌」の中にも引用されている有名な漢詩である。

衆議院の解散が決まり、各政党は選挙モードに入った。新党が乱立して、さながら、「中原に鹿を追う」ごときである。

 

このままで行けば、自民、石原・橋本連合の「維新」、公明、民主、「みんなの党」以外は、はじき出されそうだ。多くの政治評論家は、選挙後に政界再編があるのではと予想している。どの政党が政権を担っても、改憲に邁進してもらいたいものだ。

 

午前中は、愚妻と共にお歳暮の手配。お世話になっている方へのご挨拶は欠かせない。また、機関誌「燃えよ祖国」の有料購読者の方が更新料金を振り込んで頂いたお礼と暮のご挨拶を兼ねて、野村先生の葉書き大写真を額に入れて送らせて頂いている。机の上にでも飾って頂けたら幸いです。

P1000473※これです。

午後から、大行社の幹部会議に出席するために東京行き。夜は、六本木にて懇親会。十時近くに帰宅。

 


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いざ我が友よまず一献。

2012-11-24 12:41:00 | インポート

十一月二十日(火)曇り。二の酉。

早いもので秋が行き、冬の凛烈がすぐそこまで迫っている。わが街ヨコハマは、中華街に「上海蟹」が出回り、お酉様の賑わいを楽しんでいる間にボジョレーヌーボーが解禁。この頃になると木枯しに首をすくめ、横浜港に停泊している船が一斉に汽笛を鳴らすと、年が明ける。ヨコハマを離れて新年を迎えたのは四度だけ。一度、海外で年越しをしてみたいと思っているが、まだ実現したことがない。


今日は、二の酉。酒友と自宅近くの寿司屋でもと思っていたが、急な仕事が入ったとかでキャンセルとなった。この際に酒を抜こうと思い、ほとんどの時間パソコンの前に座って仕事らしきものをした。


私事で恐縮だが、例年中華街で忘年会を開催している。いつもならば十二月の後半に行っていたが、今年は会場の都合で、十二月の二日の日曜日に行うことになった。ほとんどが弊社の社友と私の個人的な友人であり、気楽な食事会となっている。会費は、一万五千円と少々割高だが、まあそれだけの料理と酒は用意させて頂いている。どなたでも出席できますので、是非共に一献、という方はご連絡を下さい。

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