白雲去来

蜷川正大の日々是口実

やっぱり小沢か?

2012-11-28 11:10:50 | インポート

十一月二十七日(火)晴れ。

東北や北海道では、低気圧でものすごいことになっていることをニュースや、札幌在住の社友、梶浦、雪田両兄のフェイスブックで知った。室蘭や登別などでは風速四十メートルもの暴風雪に見舞われ送電線が切れたり、電信柱が倒れたりで大規模な停電となっているらしい。この寒さの中で停電とはさぞかし大変だろう。電線などは地下に埋めたらいかがと以前から思っていた。電信柱が街の景観を汚しているかはご存じのとおり。全国で共同溝の工事をやったならばどれほどの雇用が生まれるか。専門家ではないから確実なことは言えないが、マイナスにはならないと思う。


一日、パソコンの前に座って仕事。滋賀県知事の嘉田由紀子知事が新党「日本未来の党」を結成したとの報道。「脱原発」だけで主義主張の違う人たちが一堂に会するというのも茶番だが、私は、この仕掛け人は小沢一郎ではないかと思っている。この大事な時に、小沢は、ほとんど何も発せず、動きらしい動きをしてこなかった。ともすれば、自民、民主、維新の勢力の中に埋没してしまう恐れのある「国民の生活」が、このまま黙って選挙戦に入るとは思ってもいなかった。私には、嘉田知事の会見を見ていて、「やっぱりな」という感を覚えざるを得なかった。


好むと好まざるも、現在の政治家の中で力量としては、私は小沢が一番だと思う。しかし、残念ながら彼には「徳」と「華」が欠けている。所詮は清河八郎でしかないような気がする。国運がかかっていなければ、今回の選挙ほど面白いものはないだろう。しかし「脱原発」なとではなく、国の在り方や国防、外交と言う国の根幹をなすもので争って貰いたいものだ。


夜は、寒いので「おでん」を作って一杯やった。そう言えば、錦糸町の美人スナック「223」のママさんからキムチとカクテキをどっさりと送って頂いた。先日、川崎で「キムチ祭り」があって、評判の「慶」のキムチを原品君が並んで買ってくれた。このキムチも美味しいが「223」のキムチも絶品である。辛いだけではなく甘さの中に、様々な想いと味がある。一度食べたならばやみつきになる。最近は、錦糸町と言えば「223」がすぐに頭に浮かぶ。キムチだけではなく、美人のママさんとオネエサンとのお酒も楽しいですよ。


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また訃報が・・・。

2012-11-28 10:17:09 | インポート

十一月二十六日(月)晴れ。

 

先日、一水会の木村会長から珍しく早朝に電話が入り、何事かと思ったら、野村先生がご存命の頃に、赤坂のみすじ通りにあった二十一世紀の編集長であった辻想一さんが今月の半ばに亡くなられたとのこと。辻さんは野村先生の遺著となった「さらば群青」を編集した人でもある。


先生が亡くなられてから約一年ほどは、みすじ通りで頑張っていたが、何と言っても経費がかかり過ぎて事務所を赤坂の七丁目に引っ越し、その際に退社された。それから年に一度の群青忌などで顔を合わせていたが、もともと民族派の人ではなく、また仕事が違うという事もあって疎遠になっていた。


その辻さんと最後に話したのは、虫の知らせだったのか先月のことだったと記憶している。それは、先生のなくなられた十月二十日に、当日開催されていた全日空ホテルでのシンポジュウムの会場の予約が先か、朝日新聞側との面談の日が決まったのが先かという単純な疑問の解明のためであった。


私は、神風特別攻撃隊の命令が下った十月二十日と言う日をあらかじめ先生が設定して、朝日側との面談、シンポジュウムの会場設定をしていたと思うのだが、中小企業の社長ではなく、朝日新聞社の社長が、果たして野村先生のスケジュールに合わせたのだろうかと言う疑問を当時、編集長だった辻さんに電話して聞いたのである。


辻さんから、「当然、朝日に非があり、当時の野村先生の力ならば、そのくらいのことはできた」という答えが返ってきた。私もそう思っていたので、あらためて納得したのである。このいきさつはことは、いずれ書いてみたいと思っている。そんな話をしながらお互いの近況を語り合ったばかりである。しかしご自身の病気のことなどはおくびにも出さなかった。その辻さんが亡くなられた。


当時の野村事務所には、先生が最も信頼していた小山内さんと言う事務員がいたが、私が、事務所を東京から撤退するときに、ご主人の仕事の関係で、ご主人の郷里である青森に帰った。その後、胃がんで入院していることを聞き、愚妻の郷里がやはり青森という事もあって、帰郷するときにお見舞いに行ったが、亡くなられてしまった。お寺の住所をご主人に聞いて二度ほどお墓参りに行ったことがある。天国で、辻さんや小山内さんが野村先生と一緒に新しい本の話などをしているかもしれない。合掌。


夜は、月に一度の町内の仲間との飲み会。いつものラーメン屋さん「たつ屋」に集合してたわいもない話で盛り上がる。その後、近くの「魚くま」に転戦。十時過ぎに帰宅。


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