二月十日(金)晴れ後、霙。
以前は、月に、必ず十冊のノルマで本を読んでいたのだが、最近は半分も読むのが精一杯である。何と言っても根気が無くなった。もっと悪いことに、読みやすい本ばかり選んで買っている。今月は、今日まで四冊。「漂流怪人ーきだみのる」(嵐山光三郎・小学館)、これは嵐山さんが連載している「週刊朝日」のコーナーで知ったもの。「さらば白人国家アメリカ」(町山智浩・講談社)、筆者が出演していたラジオで知って買った。「パリわずらい、江戸わずらい」(浅田次郎・小学館文庫)、東京に行く時に、うっかり本を忘れて、最寄りの駅の書店で買った。最後は、友達のお子さんの浅野忠信さんが出ている映画の原作、「沈黙」(遠藤周作・新潮文庫)の四冊。今月の後半は、二日ほど、何処にも出かけないで、ひたすら本を読む、という生活をするつもり。
夕方、みなとみらいの歯医者に行ったが、あれれ、雪が降ってきた。つもるような勢いではなく、頼りなさそうにハラハラと舞っている。約三百メートルのランドマークタワーを見上げると、随分高い所から、雪が落ちて来ていた。しかし歯医者から出てきたときには、雪は止んでいた。なにか、一瞬のドラマのような雪だった。
夜は、ロクな肴はなかったが、酔狂亭で独酌。今日も恙なし。
以前は、月に、必ず十冊のノルマで本を読んでいたのだが、最近は半分も読むのが精一杯である。何と言っても根気が無くなった。もっと悪いことに、読みやすい本ばかり選んで買っている。今月は、今日まで四冊。「漂流怪人ーきだみのる」(嵐山光三郎・小学館)、これは嵐山さんが連載している「週刊朝日」のコーナーで知ったもの。「さらば白人国家アメリカ」(町山智浩・講談社)、筆者が出演していたラジオで知って買った。「パリわずらい、江戸わずらい」(浅田次郎・小学館文庫)、東京に行く時に、うっかり本を忘れて、最寄りの駅の書店で買った。最後は、友達のお子さんの浅野忠信さんが出ている映画の原作、「沈黙」(遠藤周作・新潮文庫)の四冊。今月の後半は、二日ほど、何処にも出かけないで、ひたすら本を読む、という生活をするつもり。
夕方、みなとみらいの歯医者に行ったが、あれれ、雪が降ってきた。つもるような勢いではなく、頼りなさそうにハラハラと舞っている。約三百メートルのランドマークタワーを見上げると、随分高い所から、雪が落ちて来ていた。しかし歯医者から出てきたときには、雪は止んでいた。なにか、一瞬のドラマのような雪だった。
夜は、ロクな肴はなかったが、酔狂亭で独酌。今日も恙なし。