白雲去来

蜷川正大の日々是口実

戸塚で仲良しさんたちと痛飲。

2017-02-18 13:12:06 | 日記
二月十七日(金)晴れ。春一番。

年代差があって、ファンになったことはないが、「春一番」と聞くと、なぜかキャンディーズを思い出す。誰が誰だか名前が一致しないが、確か、左側にいた痩せた女の子を、いいな。と思ったことがある。それにしても風が強すぎて、(横浜市では、最大瞬間風速22・7メートルを観測した)午後から、みなとみらいの歯医者に行った時など、海風とビル風で飛ばされそうになった。

夜は、吉本将誠氏、小針政人氏、そしてFBFの杉浦里美さんたちと戸塚の「ふるや」というお店で同志の会。初めて行ったお店だが、本業は、肉屋さんとのこと。すき焼きやしゃぶしゃぶが名物らしい。古民家のような佇まいの店で、中々雰囲気はよろしい。肉は、次にして一品料理を味わう。料理よりも、人の味に酔う。次に行ったのは、駅の近くの、カフェバー。ここもオシャレで、申し訳ないが、私だけ「焼酎のロック」にして頂いた。次回の約束をして解散。いい夜だった。

戸塚に行くのに、バスの時間のタイミングが悪く、運動がてら歩いて行こうかとも思ったが、五時近くになっても春一番の機嫌が直らず、気が萎えるので、タクシーで早めに保土ヶ谷駅に行き、駅ビルにある書店にて書籍浴。嵐山光三郎の『漂流怪人・きだみのる』が佳境に入ったので、電車の中などで気楽に読める本を探していたら、横浜生まれの作家として有名な獅子文六の『私の食べ歩き』と『食味歳時記』(中公文庫)の二冊と、猪瀬直樹の『昭和16年夏の敗戦』(中公文庫)を購入。午前中に、アマゾンで注文しておいた大野林火の『行雲流水-私の俳句歳時記』(明治書院)が届いた。箱入り上製のしっかりしたもので、手にしただけで嬉しくなるような本だ。大野林火は一時期に横浜の商工実習で教鞭をとっていたことがあり、今日一緒だった吉本さんは、そこの卒業生である。電車の時間まで、コーヒー店で、しばしの読書。

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