白雲去来

蜷川正大の日々是口実

台風一家?

2017-10-27 10:47:17 | 日記
十月二十三日(月)雨後晴れ。

深夜に台風が上陸したらしく、我が陋屋が悲鳴を上げていた。念のために、雨漏りの受け皿を用意した。子供の頃、ラジオなどで「台風一過」と聞くと、私は、「台風一家」と勝手に思っていた。その一家は鬼で、風で膨らんだ大きな風呂敷を持って、各地に雨や風をまき散らす。脇には家族も一緒にいる。と言うイメージがあった。多分、どこかで「風神雷神」の図を見たのがイメージとなっていたのかもしれない。

やはり子供の頃、私の住んでいたアパートのすぐ近くには京浜急行が通っていた。京急には、普通、急行、特急(当時快速特急はまだなかった)があり、「台風で京急は不通になりました」と聞くと、急行と特急が走らず各駅停車の「普通」のみが走っていると思っていた。古い話をもう一つ。三橋美智也のヒット曲に「古城」と言うものがある。子供だったが哀愁を帯びたその歌が好きだった。その歌詞の中に「栄華の夢を」というくだりがあるのだが、それをずっーと「映画の夢」と思っていた。まあ向田邦子さんも「荒城の月」の歌詞、「巡る盃」を「眠る盃」と間違えたくらいだから、アホな少年であった私なら仕方がない。

「台風一家」も「普通」も「映画の夢」の勘違いは、そもそもが私のアホゆえもあるが、多分ラジオのせいだと思う。テレビだったら歌詞も、天気もニュースも時には画面に字幕として出る。だから、それを見れば、ああそう言う字を書くのかとわかる。テレビの無かった子供の頃は、ラジオで聞く言葉に、勝手に自分で解釈をするしかなかった。今でもニュースで「台風一過」と聞くと、「風神雷神」の絵が浮かぶ。

朝刊は、「選挙で自公が圧勝」。つくづく安倍総理は運が強い。もし、希望の党が旧民進党の人たちと合流しなければ、ここまで勝たなかったのではないか。希望の党と民進党の合流、野党共闘の失敗。これは何も安倍さんが画策したものではないにしろ、結果としてそうなり、与党が圧勝した。本当に運が強いと思う。ひょっとすると、民進党をぶち壊した前原さんは、愛国者なのかもしれない。まあ、どっちにしろ民進党の議員のドミノ離党は止められなかったに違いあるまい。

夜は、鳥鍋を囲んだ。おとなしく我が酔狂亭で酒仙となる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社友との朝食会。

2017-10-27 10:06:54 | 日記
十月二十二日(日)雨。

雨降りやまず。と言うところか。事前に投票を済ませておいて良かった。さすがに疲れて起きるのがきつかった。よっこらしょっと、気合を入れて起きた。九時に、社友の泊まっている東横インへ。群青忌が終ると、横浜に泊まっていた人たちとの「朝食会」を行っている。札幌の梶浦、山本の両氏は、飛行機の都合で午後一番のフライトとなり、急遽羽田へ。楽しみにしていたので残念である。

中華街は開店が遅い。九時過ぎから開いている店は何軒もない。そこで、昔から遠来の客が来た時の朝食は「安記」と決めている。今日の「朝食会」のメンバーは、札幌・小澤、函館・島田、青森・濱田、新潟・山田、長野・伊藤、京都、森下、宮崎・福田の諸氏にカメ&アコちゃんが合流。私たちを入れて十一人である。いつも参加する岐阜の細川先生や埼玉の神山さんの顔が見えない。昨日帰ったのだろうか。

「安記」は十一までは、お粥と「モツ皿」「レバ皿」「焼売」といった物しかない。まあこの小皿料理で軽く飲んで、〆に「お粥」というのが王道なのだが。二時間近く飲んで解散。アンルイスの歌ではないが、貴方は右に、私は左へと別れた。毎年、遠路かつご多忙中の折にも関わらず、群青忌に出席して頂く社友の皆さんに感謝である。

その後、二軒ほどハシゴしてから帰宅。八時まで寝て、選挙速報を見る。希望の党が失速し、自公が圧勝の様子。何処の局かは忘れたが、「自公が勝ったと言っても、安倍総理が信任されたわけではありません」だって。バカか、選挙は結果が全て、と言うことが分からないらしい。改憲勢力を結集して、九条の改正、国軍の創設を実現してもらいたいものだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする