白雲去来

蜷川正大の日々是口実

明治の名残の遊び。

2019-08-22 12:56:58 | 日記
八月十八日(日)晴れ。

私の世代では、当然ながら日露戦争は、遠い時代の話でしかないが、遊びの中に日露戦争の名将、乃木将軍と東郷元帥の名前が残っていた。何という名前の遊びかは忘れたが、鬼となったものが壁や塀の前に立って目をつぶり、後ろにいる子供たちに「東郷さんは偉い人」と言って振り向く。その時に、後ろにいる子供たちは、動きを止める。もし動いた所を見つかったならば、アウトで今度は、その子が鬼となって「東郷さんは偉い人」とやる。

その遊びが、今日は「東郷さん」だったが、翌日は「乃木」さんに代わったりする。小学生の低学年の頃の遊びだったから、東郷さんや乃木さんがどんな人なのか全く知らず、単にそう言う遊びがあるということの知識しかなかった。その他、江戸時代から伝わるとも言われている「通りゃんせ」や「かごめかごめ」、「ずいずいずっころばし」といった遊びを今の子供たちはやるのだろうか。ちなみに我が家では、それらの歌は、教えていた。夏に、天秤棒を担いだ「金魚売り」や「風鈴売り」を見なくなってどれくらい経つのだろうか。

昨日、松原商店街で「鮭のハラス」と「カツオ」を買ったが、どちらも残念な物だった。夜は、それにナス炒めと冷奴で独酌。お供は「三岳」。夜もクーラーのスイッチを切れない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大好物のアイスバイン。

2019-08-22 10:45:42 | 日記
八月十七日(土)晴れ。

相変わらず今日も暑い。一日中クーラーをつけっぱなしでいるなんて、めったにないことだ。最も、事務所に行くのも面倒なので、酔狂亭で、チンタラ仕事をしているので、この時期、クーラーは必需品である。都会から土の道路が消え、皆、アスファルトかコンクリートになり、土の道路を見るのも珍しくなった。このコンクリートやアスファルトからの照り返しと、クーラーの室外機から出る熱、これが気温の上昇に一役買っているのは、間違いないだろう。

一昔前ならば、朝からクーラーをつけての食事など、それだけで贅沢だったが、今ではそんなことを「贅沢」と非難する人もいないだろう。そんな朝の朝食は、ボイルウインナーの盛り合わせ、目玉焼き、キャベツの千切り、トロロコブのスープ。昼は抜いた。夜は、カツオ、カルビ焼き、カニカマとキャベツのマヨネーズ和え。お供は「三岳」。

ボイルウインナーと言えば、銀座のライオンを思い出す。東京に行って、昼間に飲みたい時、必ずと言って良いほどライオンに行く。一階のビヤホールの戦前の佇まいが好きだ。まず黒ビールのジョッキを頼んでから、ウインナーの盛り合わせとアイスバインと別盛でザワークラウトをオーダーする。おうおうまるでドイツ人みたいじゃないか。と一人ごちで、グビグビ、プハッー。これが溜まらん。アイスバイン(豚肉塩漬けの豚すね肉を、タマネギ、セロリなどの香味野菜やクローブなどの香辛料とともに数時間煮込んで作る。ザワークラウトやジャガイモとともに供されることが多く、マスタードをつけて食べるのが一般的)だが、なぜか銀座の店の物が一番おいしいように思えてならない。銀座のお店以外では、上野、横浜、名古屋のライオンで食べたが、どうもイマイチなのだ。私の仲良しの飲み仲間も同じことを言っていた。昼間の東京の用事がないかなぁー。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする