白雲去来

蜷川正大の日々是口実

輝く皇紀は二六八一年。

2021-01-01 15:46:52 | 日記

一月一日(金)晴れ。

新年明けましておめでとうございます。新年が皇国はもとより、皆様にとりまして良い年となりますことを心からご祈念申し上げます。本年も旧に倍しまして、ご指導とご鞭撻の程を宜しくお願い致します。

七時に起床。玄関に新調した国旗を掲揚し、皇居を遥拝。今上陛下の御代、令和三年が恙なきことを祈念する。毎年、正月は、伊勢原の浄発願寺に先生と両親のお墓参りに行き、その後、横浜に戻り、板垣哲雄君のお墓参りを済ませてから、軽く新年の食事会をするのだが、今年は事情があって自宅で静かに過ごした。

正月恒例の「ニューイヤーズ駅伝」は、いつもなら録画して見るのだが、今年は、テレビでリアルタイムで見ることが出来た。日本の陸上界を代表する一流選手がしのぎを削る姿は圧巻だった。結果は、富士通が旭化成の五連覇を阻止して優勝した。日清食品からSGホールディングスに移籍した、佐藤悠基の区間賞が感動的だった。

現在、午後四時半。お笑い番組が好きではないので、BSテレ東の「「日本歌手協会歌謡祭新春12時間スペシャル」を見つつ、聞きつつこれを書いている。後、二時間もしたら、昨年六月に突然病で亡くなられた盟友の古谷喜久男さんや、野村先生始め、先に逝った同志・友人を偲びつつ一杯やるつもり。

 


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霜鬢(そうびん)明朝 又一年。

2021-01-01 15:26:35 | 日記

12月31日(木)晴れ。大晦日。

今年も今日で終わりか。一日が、一月が、一年があっという間に過ぎる。本当かどうかは知らないが、40代は、時速40キロで、50代は、時速50キロ、60代は、時速60キロで日々過ぎて行くという。それを実感している。

大晦日になると、いつも網走の独房で寒さに耐えて過ごしていた頃を思い出す。大晦日だけは、紅白歌合戦を終わりまで聴かせてくれる。紅白が終り「行く年、来る年」の放送が始まり、横浜港に停泊している船の汽笛がラジオから聞こえる。ああ早く帰りたいなぁー。といつになく弱気になったものだ。『唐詩選』の中にある高適の「除夜作」という漢詩が胸に迫った。       

旅館寒燈獨不眠 ・旅館の寒燈に独り眠れず
客心何事轉凄然 ・客心何事ぞ転(うた)た凄然
故郷今夜思千里 ・故郷今夜 千里に思う
霜鬢明朝又一年 ・霜鬢(そうびん)明朝 又一年

本当に髪の毛は霜のように白くなって、年が明ければ古希となる。正に、門松は冥土の旅の一里塚。めでたくもあり、めでたくもなし。である。


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映画「ゴツド・ファザー」と百瀬さん。

2021-01-01 14:25:32 | 日記

12月30日(水)雨のち晴れ。

早朝に雨が物置のトタンをたたく音が聞こえたが、目が覚めた時には止んでいた。朝食は、タンメン風のうどん、魚久の粕漬、ロースハム。昼はウインナーパン一個。夜は、海のない所に住む友人から頂いたマグロの刺身、豚肉とナスとキムチのオイスターソース炒め。ノンアルのビールを2本のみで休肝日とした。

午前中にお世話になっている方から「正月用に」と焼酎と海の幸が届いているので取りに来て。と連絡があり、暮れの挨拶を兼ねてお伺いした。その後、事務所に行き郵便物の確認。帰宅後は、最後の買い物。録画しておいた「ゴツド・ファザーⅡ」を見る。

作家の百瀬博教さんが、かつて『週刊文春』で連載をしていたのが 『不良ノート』。後に単行本になったものをご恵送頂いた。百瀬さんとは、詳しいことは書けないが、あるトラブルの仲介役となって野村先生に会いに来たことで知り合いになった。さほど濃いお付き合いではなかったが、ある時に、レザーディスクの『ゴッド・ファザー』の豪華箱入り完全版を頂いた。

その百瀬さんの訃報を運転中のラジオのニュースで知った。平成20年の1月のことだった。「ゴッド・ファーザー」を見ると、ふと百瀬さんのことが頭をよぎる。※写真は平成13年5月、母の葬儀の際に我が家に弔問に訪れた百瀬さんと。


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