白雲去来

蜷川正大の日々是口実

初暦 知らぬ月日は 美しく。

2021-01-02 17:14:13 | 日記

1月2日(土)晴れ。

元旦の早朝、今年のカレンダーの表紙をめくって新しくした。陸・海の自衛隊、機動隊のもの、JALの世界の名所と美人のカレンダーと日にちの下にスケジュール書ける大ぶりの物や、比叡山の「疫病退散」のカレンダーなど様々な物が壁を賑わせてくれる。吉屋信子の句に、初暦 知らぬ月日は 美しく。というものがある。ナルホド。これから一年、それぞれのカレンダーにお付き合いをしてもらうのだが、これからの一年の「知らぬ月日」が、美しくありたいと願うばかりだ。

毎年、社友の細田さんから一年間の日記を頂く。もう何冊になるのだろうか。過ぎ去り日々の全てが懐かしく、かつ輝いていた訳ではないが、事務所に置いてある過去の日記帳をたまに手にすることがある。まあ毎日の食日記程度のものだが、誰と会って、どこで飲んだ。どこへ行った、ということがメモ的に書いてあり、古いアルバムをめくっているような気がして懐かしい。昨年あたりから「休肝日」が増えたのも年のせいかもしれない。

毎年、今日は、箱根駅伝の往路を走る選手を横目で見ながら皇居の参賀に行った。二重橋を渡るときに見る人の波と、日の丸の波。日本人であることを誇りに思う一瞬である。今年は、コロナの影響で中止となった。一日も早くこの疫病が終息してほしいとの思いが一番強いのは両陛下に違いあるまい。皇尊弥栄。

早朝より箱根駅伝を見る。伏兵?の創価大学が往路優勝し、連覇を狙う期待の青学は何と12位に沈んだ。一位の創価大とは7分35秒もの差がついてしまった。奇跡でも起きなければ逆転優勝は難しいだろう。OBの盟友や、函館の島田さんの悔しそうな顔が浮かんだ。駅伝は筋書きのないドラマであることを実感した。陽も落ちたし、さあ飲むか。


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