白雲去来

蜷川正大の日々是口実

古い道友、お二人の訃報が届く。

2021-01-27 12:07:31 | 日記

1月25日(月)晴れ。 

暖かい日である。この時期に、こんな日があると嬉しくなる。朝飯は、厚切りのベーコンと目玉焼き、能登屋の玉ねぎ天、大根の味噌汁。昼は、高級パンで有名な「乃が美」のパン。夜は、マグロの刺身と鳥鍋。お供は、「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

上の子供が会社に行く前に区役所に「マイナンバー・カード」を取りに行くというので、送って行く。15分ほどで終わり、横浜駅まで乗せて帰宅。昼食後は、今度は下の子供のマイナンバー・カードを取りに再び区役所へ。受付のガードマンが、「アレ、今日は二回目。今月は三回来ましたね」。お互いに笑い合う。

午後、弊社の札幌の責任者である梶浦直樹君から電話が入り、古い読者で道友のお二方の訃報を知る。お一人は、千葉に在住の中村晃夫さん。この方は、もうかれこれ20年以上前からの読者で、当然、群青忌や様々な催しに顔を出してくれた。何年か前から癌で闘病中と聞き及んでおり、昨年の夏ごろに、「機関誌を読むのがつらい」と電話を頂き、そんなに病状が進んでいるのかと、驚いた。梶浦君の話によれば、昨年末に亡くなられたと、連絡があったそうだ。

もう一人の方は、茨城の小林宗雪さん。今月の12日に膵臓がんで亡くなられたとのこと。享年72歳。小林さんは、ここ10年ほどは群青忌に出席をしていなかったが、以前は、群青忌はもとより、私の忘年会などにも参加して頂いた。お二人とも、このコロナ下では葬儀もままならなかったに違いあるまい。時が来れば、御焼香にお伺いしたいと思っている。

この歳になると、出会いよりも、当然ながら、別れの方が多くなって来る。生者必滅、会者定離か・・・。合掌。


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巣ごもり。上等じゃねぇか。

2021-01-27 11:37:15 | 日記

1月24日(日)雨。

毎日、真面目に「不要不急」の外出を控えて酔狂亭と望海亭(事務所のことです。山手のはずれの丘にあり、窓からは、ランドマークのあるみなとみらい地区が一望できるから)の往復のみで、じっとしている。正に、「巣ごもり」(すごもること。鳥などが巣にこもること。 俗に、休日に外出を控え、自宅で過ごすこと)に徹している。

毎日、何をしているかって・・・。前にも書いたが、酒と肴と映画と読書の日々である。良く、毎日家にいるとストレスがたまる。などとニュースでやっているが、私は全く苦にならない。若い頃なら暇を持てましたかも知れないが、この歳になれば屁の河童である。むしろ加山雄三ではないが、「幸せだなぁー」と思ってしまう。と思っていると、盟友から肉の差し入れがあった。牡蛎に続いて肉である。ハラミ、ベーコンに牛タン。早速、以前買った煙の出にくい「おたすけ丸」を使って我が家は焼肉屋さん。幸いに日曜日とあって家族は全員家にいる。寝しなに友人から頂いた北方謙三の『罅(ひび)』を少し読む。彼のハード・ボイルドは久しぶりである。「茹で卵は」当然、ハードボイルだど。

 


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