5月14日(金)晴れ。
何でもアンケートとやらには、オリンピックを中止せよという世論が半数を超えたとか。オリンピックを政局にしたい野党は、まるで鬼の首を取ったようにはしゃいでいるが、不思議とマスコミは「開催したい」と言う人の声を取り上げようとしない。大勢が集まって声高に叫ぶのが世論となる時、大体ロクなことがない。
『週刊新潮』の5月27日号の櫻井よしこさんの「日本ルネッサンス」と言うコラムに、パラリンピック競泳のエース、木村敬一さんの言葉を引用しているので紹介してみたい。
「開催するための努力は、自分たちの社会を取り戻す努力につながる。ウイルスを封じ込めていく努力と、ほぼイコールだと思う。『どんな犠牲も出さないようにして開催するんだ』という努力、僕らがやろうとする努力は、社会を良い方向へ向けていく努力であるはずなんです」。頭が下がる。
昭和39年の東京オリンピックの歌「この日のために」というものがある。「この日のために みがいた技と この日のために 鍛えた体 聖火のもとに 悔いなく競う 命輝く若人我ら」。頑張れ日本。