白雲去来

蜷川正大の日々是口実

大公が望んだ人?

2021-05-25 17:57:26 | 日記

5月16日(日)雨。

もう随分と釣りをしていないが、私の好きな黒鯛釣りは、難しい釣りで一匹も釣れない、いわゆる「ボウズ」の日も多い。なせ一匹も釣れないことを「ボウズ」と言うか・・・。つまり「ボウズ」とはお坊さんのことで、お坊さんの頭に髪の毛が無いことにかけて「魚っけがない」、つまり「毛が無い」という意味。「ボウズ」または、髪の毛の生えない「オデコ」ともいう。

釣りをする人のことを「太公望」と言うことは知られている。その昔の中国でのこと。周という国の西せいはくという君主が、あるとき、狩りに出る前に占いをしたところ、「獲物は動物ではなく、覇王の補佐役でしょう」とのお告げ。そのまま狩りに出かけると、すいという川のほとりで釣りをしていた老人に出会いました。話してみてその才能に惚れ込んだ西伯は、「わたしの父、太公は、『いつか聖人が現れて、わが国に隆盛をもたらすだろう』と待ち望んでいたが、あなたがまさにその人だ」と言い、老人を補佐役に迎えたのでした。この老人、りょしょうの助言により、周は国力を蓄え、やがて、中国全土の盟主と仰がれるようになった。大公が望んだ人だから太公望。川柳に「釣れますかなどと大公そばに寄り」。というものがある。

まっどうでも良い話です。午後に、弊社の松本佳展君が伊勢原の野村先生のお墓掃除の帰りに、伊勢原名物?の「寿雀卵」(販売所はいつも人が並んでいる)を持って寄ってくれた。志村馨君は、あんみつ同盟の横山孝平君と、「ラーメン+甘味大会」に出席したとのこと。

夜は、豚しゃぶ、エビチリ。キリンの「グリーンフリー」を二本。休肝日とした。


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