白雲去来

蜷川正大の日々是口実

夏は来ぬ。

2021-05-30 15:08:56 | 日記

5月21日(金)雨。

何時の頃からか覚えていないが、自宅の前の会社の周りの木にホトトギスが棲むようになって、早朝から鳴き声を聞かせてくれる。子供が小学生の頃に、「ホトトギスは習いもしないのに『法華経、法華経』とお経を読むんだよ」と言った、とても感心していた。今もその時のことを覚えているのだろうか。

ホトトギスと言えばすぐに浮かぶのが佐々木信綱作詞、小山作之助が作曲した「卯の花も匂ふ垣根に ほととぎすはやも来鳴きて しのび音もらす 夏は来ぬ」の歌。ちなみに卯の花とはウツギのことで、アジサイ科の落葉低木。茎が中空のため空木(うつき)の意味ともいわれ、卯月(旧暦4月)に咲く花の意とも言われる。なぜかこの歌に、遠い昔の小学校の教室が重なる。「夏は来ぬ」以外では、「故郷の人々(スワニー河)」、「紅葉」、「故郷」、「朧月夜」といった唱歌が好きだ。

朝食は、野毛の「尾島」のメンチカツ、マカロニサラダ、昨日の残りのシチュー。昼は、やはりメンチカツ、ロースハム、目玉焼き。夜は、カツオ、千葉は千倉土産のサバの文化干し。恐る恐る酔狂亭にて独酌。


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宅飲みで大破・轟沈。

2021-05-30 14:30:56 | 日記

5月20日(木)曇り。

いやはや久しぶりに宅飲みで大破・轟沈。情けない。家族が出かけたのも知らずに目が覚めたのは10時を過ぎていた。寝室の天井に「反省」の二文字が消えずに浮かぶ。着替えをせずにそのまま寝てしまったのだろう、Tシャツに「焼きおにぎり」の食べかすがついていた。多分昨夜の名残だろうが、食べたことを覚えていないので、余計に情けない。

元楯の会の故阿部勉さんの「数知れぬ過失は酒とともにありその酒抱きてけふも堕ちちなん」の歌が浮かぶ。阿部さんが逝ってから22年か。人が去って行くのではなく、時が去って行く・・・。と教えてくれたのは『不良ノート』の百瀬博教さんだ。その百瀬さんも平成20年(2008)に亡くなられた。歳をとると二日酔いに無常感が重なる。

重い頭を何とか正常にするための昼食に近い朝食は「ヒレカツ丼」にとろろこぶのスープ。夜は、クリームシチューにナポリタン。家族の手前、休肝日とした。


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