白雲去来

蜷川正大の日々是口実

断食、自分の為なのにツライ。

2022-12-03 16:12:46 | 日記

12月3日(土)晴れ。断食3日目。

七時半に目か覚めた。10時の朝食まで時間があるので、ひとっ風呂浴びてから持参のパソコンで仕事。原稿の校正をしようと思ったら元原稿をを忘れて来た。ガツカリス。朝食は、まったく味のない大根スープとヨーグルト。

午後から、盟友と干物屋へ。旅割のクーポンが出ていたので、それで購入。その後、伊豆高原の駅に行き、まっコーヒーぐらいはいいか。と二人て飲む。夜眠れなくなったらマズイ、という思いが頭をよぎる。コロナが蔓延してから3年。そのせいなのだろうか、伊豆高原の駅の中にあるお店は閉店中の店舗が目立つ。伊豆高原の周辺には様々なミュージアムがある。しかし、ここに連れて来て頂いてから、もう10年近くにもなるので、ほとんどと言って良いほど見学している。圧巻なのは「象牙のミュージアム」だ。良くこれほどに凄い、見事な物を集めたかと感心するが、二回行っているので、三回目はない。

部屋にテレビがないのでパソコンでニュースなどを見ている。映画も、「最後のサムライ・峠」「エルビス」「トップガン・無敵の撃墜王」と三作品を見た。便乗ネーミングの「トップガン・無敵の撃墜王」は最低だったが、他の二作品は、とても良かった。お腹が空いて集中できないので読書はしないことにしている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文天祥の詩を吟じた河井継之助。

2022-12-03 09:27:31 | 日記

12月2日(金)晴れ。断食2日目。7時に起床。

朝の体操に出ようかと思ったが寒いので止めた。こういう時は、都合良く歳のせいにする。10時に朝食だが、朝食と言っても「リンゴのスムージー」とやらが一杯。昼過ぎに、伊豆高原駅まで。約50分ほど歩いた。時折、大島や伊豆七島を遠望することが出来る。

宿に戻ってから風呂に入って、持って来たPCで仕事。突然、PCが「トロイの木馬」とか言う変な画面が現れて固まってしまう。何をしても駄目なので、家族や詳しそうな人たちにSOS。上の子供からすぐにラインが入って、何やら「ワイハイのコードを抜いて、シャットダウンして」と。その通りにしたら、回復した。何でも「詐欺」のたぐいだとか。

夜、『最後のサムライー峠』を見る。司馬遼太郎原作を映画にしたもので、河井継之助の役は役所広司。随分前に原作は読んでいたが中々良い映画だった。河井が、足を撃たれ、その傷の激痛に耐えながら詩を吟じる。「人生古より誰か死なからん。丹心を留取して汗青を照らさん」。「正気の歌」の作者として有名な文天祥の「零丁洋を過ぎる」の結びの一節である。聞いていて、思わず涙が出た。意味は、「人は誰も皆死ぬものだ。それより私は、真心を留めて歴史を照らそう」。この『過零丁洋』は文天祥が捕虜となった後、まだ戦い続ける南宋軍に金のフビライから降伏を勧 める文章を書くように脅迫された際にこの詩を示して断ったと言われている。ちなみに文天祥は日本人以外の歴史上の人物で、私が最も尊敬する人である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする