五月十二日(火)晴れ。
今日も良い天気である。家族が皆、出かけた後は、掃除洗濯の主夫業を済ませてから事務所へ。夕方まで、も事務所の片づけを行った。少し、気が緩んで郵便物などをそのままにしておくと、とんでもない事になってしまう。私の机の上が、書類などで山のようになってしまい、大事な手紙や切抜きを探すのが大変である。本来、事務所にいるのが好きなので、あっという間に、五時過ぎ。慌てて帰宅。
そう言えば、五月八日の産経の「正論」に、筑波大学の古田博司教授が、とても刺激的な文章を書いていた。「中国には海を奪われ、油田をかすめ取られ、毒食を送り込まれ、知らぬ顔の半兵衛を決め込まれ、国連で常に妨害され、韓国には島を占拠され、野球のWBCのマウンドに大極旗を立てて侮辱され、北朝鮮には人さらいをされ、ミサイルを発射され、これら特定アジアからそろって偽史まで強要されている。そのような恥ずかしい国に住んでいくという覚悟を、もう決めた方がよいのではないか」という書き出しで始まるこの文章ほど、最近瞠目させられたものは無かった。
論文の内容はもとより、筑波大学と言えば、昔の教育大学であり国立大学である。そこの大学院の教授が、前述のような正に「正論」の刺激的な文章を書き、新聞界の保守の牙城、産経に掲載される。一昔前ならとても考えられない事であった。田母神氏ではないが、日本と日本人のことを悪く言う輩の文章がもてはやされ、「日本はいい国」などと言おうものなら、「右翼・反動」などとレッテルを貼られ、無視された。
その結果、古田氏の指摘するような「恥ずかしい国」になってしまった。しかし、日本の再生の灯は消えたわけではない。古田氏の論文を読んで、そう感じた次第である。
夜は、恒例の「蜷川会」を自宅近くの焼肉「清水苑」にて開催。終了後に、友人等我が家で二次会。楽しい酒席となった。