白雲去来

蜷川正大の日々是口実

筑波大の教授の論文に瞠目した。

2009-05-13 21:39:01 | インポート

五月十二日(火)晴れ。

 今日も良い天気である。家族が皆、出かけた後は、掃除洗濯の主夫業を済ませてから事務所へ。夕方まで、も事務所の片づけを行った。少し、気が緩んで郵便物などをそのままにしておくと、とんでもない事になってしまう。私の机の上が、書類などで山のようになってしまい、大事な手紙や切抜きを探すのが大変である。本来、事務所にいるのが好きなので、あっという間に、五時過ぎ。慌てて帰宅。

 そう言えば、五月八日の産経の「正論」に、筑波大学の古田博司教授が、とても刺激的な文章を書いていた。「中国には海を奪われ、油田をかすめ取られ、毒食を送り込まれ、知らぬ顔の半兵衛を決め込まれ、国連で常に妨害され、韓国には島を占拠され、野球のWBCのマウンドに大極旗を立てて侮辱され、北朝鮮には人さらいをされ、ミサイルを発射され、これら特定アジアからそろって偽史まで強要されている。そのような恥ずかしい国に住んでいくという覚悟を、もう決めた方がよいのではないか」という書き出しで始まるこの文章ほど、最近瞠目させられたものは無かった。

 論文の内容はもとより、筑波大学と言えば、昔の教育大学であり国立大学である。そこの大学院の教授が、前述のような正に「正論」の刺激的な文章を書き、新聞界の保守の牙城、産経に掲載される。一昔前ならとても考えられない事であった。田母神氏ではないが、日本と日本人のことを悪く言う輩の文章がもてはやされ、「日本はいい国」などと言おうものなら、「右翼・反動」などとレッテルを貼られ、無視された。

 その結果、古田氏の指摘するような「恥ずかしい国」になってしまった。しかし、日本の再生の灯は消えたわけではない。古田氏の論文を読んで、そう感じた次第である。

 夜は、恒例の「蜷川会」を自宅近くの焼肉「清水苑」にて開催。終了後に、友人等我が家で二次会。楽しい酒席となった。

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今日も、面目ネェー!

2009-05-12 01:11:46 | インポート

五月十一日(月)晴れ。

 今日も良い天気である。ニュースで忌野清志郎さんの告別式のニュースを見た。彼と私は同い年だが、残念ながら、年相応の「連帯感」というものがない。大体、私と同世代のヨコハマの連中は、ああいったロックのファンが少ないのではないだろうか。もちろんこれは私の偏見である。ヨコハマのロックとは、チヨット違う。都会的で「今」過ぎる、といったニオイがする。柳ジョージとも、クレイジー・ケンとも、あるいは、もつと昔の、べべズや、その進化系のパワーハウスや、カップスとも違う。いや私がイモイだけかもしれない。それでも、告別式に四万人ものファンが来るというのだから、凄い事だ。でも竹中直人の弔辞はクサ過ぎて見ていられなかった。芸能人と言うのは、ああいった場面でも「役者」を演じ、「ウケ」を狙ってしまう、悲しい性があるんだと、同情さえしてしまった。もっと淡々と弔辞を読んだなら、悲しみが増し、思い入れも深かっただろうに、余計な心配をしてしまった。ゴメンネ竹中さん。 反対に、泉谷しげるのコンサートの模様もニュースに流れたが、彼のコメントや所作の方が悲しかった。本当に友を失った悲しみが、彼なりに表現されていて、胸を打った。まあこんなことは、関係者にしてみればどうでも良い話で、平身低頭かんべんしてください。

 失礼ながら私には、アイ高野、ディブ平尾、岡本信といった人たちの死の方が、身近に感じて悲しいのだ。

 終日、仕事をしていた。市村清彦さんの「新潮社報道の総括」の原稿が送られてきたが、これがとても読み応えがある。次号の「燃えよ祖国」にて掲載いたしますので、お楽しみを。

 今日も、家飲みで、大破・轟沈に近かった。今日も面目ネェー。シェー!


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全国の地方紙に私のコメントが?

2009-05-12 00:53:19 | インポート

五月十日(日)晴れ。

 良い天気である。年のせいか、天気が良いと、ガバッと起きられる。早々に、雨戸やカーテンを全開にして、部屋に陽の光を一杯入れる。こんな事に生きている実感を味あうのだから、安上がりに出来ている。早速、掃除に選択に朝飯。懐具合が乏しいが、冷凍庫には、干物や鮭の切り身がまだある。今日は、社友の石澤博文君から頂いた「鮭」と春キャベツの一夜漬け。みそ汁は、最近、横浜橋商店街にオープンした「豆腐屋」で買ってきた、木綿豆腐。これが中々美味い。

 朝食後は、ボーイ・スカウトの行事に出かける娘を送りながら、久し振りに家族でウォーキングを楽しんだ。一人で歩いていると一時間はとても長く感じるが、おしゃべりしながら歩いていると、二時間ぐらいはアッと言う間だった。いい汗をかいて帰宅。シャワーを浴びてから、昼食までに机に向かった。友人から、地方紙に私の事が出ているとの連絡があり、インターネットで検索してみたら、出るは出るは、全国の地方紙に、例の新潮社とのことが記事になっている。恐らく共同通信の配信によるものだろうが、共同に取材を受けたことがあったっけ・・・。酒で頭が腐っているので思いだせん。

 週刊新潮が関係者に謝罪 朝日襲撃の虚偽証言で 2009年05月01日             朝日新聞襲撃事件をめぐる週刊新潮の誤報問題で、同誌が事件で殺害された小尻知博記者=当時(29)=の遺族や現場に居合わせた記者、手記に登場する右翼活動家の故野村秋介氏の関係者らに文書で謝罪したことが1日、分かった。新潮社が明らかにした。
朝日新聞社などによると、いずれも手記を誤報と認め「ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪しているが、経緯は記していない。
新潮社広報宣伝部は「週刊新潮編集部として4月20日付で4通のおわびの手紙を出したが、同編集部が連休中で経緯は不明」としている。
小尻記者の父信克さん(81)は「あのような謝り方があるのか」と憤りを口にした。

 また、手記が野村氏と故児玉誉士夫氏が事件に関与したと書かれたことに謝罪を求めてきた「二十一世紀書院」代表の蜷川正大氏らに向けた1通は、同誌幹部が関係者に手渡した。これに対し、蜷川氏側は謝罪を受け入れるとしている。(共同)

 これは「熊日」の記事だが、五月一日付けの地方紙、に一斉に報じられた。まあ良いんだか悪いのか、良く分からん。

 夜は、自宅で仕事が一段落したので、ガサゴソ納戸をあさって、何か焼酎がないかと探し、「いいちこ」があったので、飲んだ。懐不如意なので連日、酔狂亭(我が家です)で酔っています。


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私の顔は「怖い」っすかねぇー。

2009-05-10 23:15:58 | インポート

五月九日(土)晴れ。

 朝起きて、朝刊を見たら、私の原稿が掲載されている「WiLL」の広告があった。それには前回に続いて私の顔写真が載っている。もちろん編集者に言われて送ったものだが、この写真が家族、とりわけ子供達にすこぶる評判が悪い。なぜかと言えば「顔が怖い」というのだ。家で、毎日酔っ払っていて、オヤジ・ギャグを連発している姿から、想像もできないらしい。「もっとニコニコして、ピースサインでもしたらいいのに」とかのたまう。そういったキャラではないことを娘達に説明できないのが悲しいが、まあイメージ通りでいいかな、と思っている。 

Will20483「WiLL」の広告です。怖いすっかねぇー。

 午後から事務所に行ったら、お付き合いのあるマスコミの方から、弊社の機関誌の感想や「WiLL」の感想を綴った手紙が三通も来ていた。名古屋の栗野成人兄からも、機関誌に対するお褒めの手紙を頂いた。苦労が報われる一瞬である。

 今日も一日「大吼」の編集。夏号は、豪華執筆人で構成している。夏号の特集は「北朝鮮のミサイル発射と日米関係」である。そこいらのプチ保守とは違う、本物の保守言論人である、慶應の教授、小林節先生、弁護士の南出喜久治先生、政治アナリストの藤井厳喜先生、そして若手の活動家を代表して、大行社から小針政人君に玉稿を依頼した。刺激的な特集号になると思っています。鋭意、製作中ですので何卒、宜しくお願い致します。

 夕食後には、「伊佐美」で一杯やって、浪人らしく「家飲み」で、大破・轟沈。面目ネェー。

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親しい方達との酒席は、人生の至福の時。

2009-05-10 07:29:43 | インポート

五月八日(金)雨のち曇り。

 久し振りに朝歩きをしようと思ったら、外は雨。ガッカリするのと同時に、なぜかホットしてしまうのは、元々やる気がないせいかも知れない。早目に起きてしまったので、上の子供の、弁当を作ってやった。朝食は、東伊豆の干物屋で買っておいた「サバの味噌漬」と、我が家のお取り寄せNo1の「舟納豆」。みそ汁は、高校の同級生で金沢八景の神輿界の有名人、木川勲氏から頂いた、金沢八景の地物の「ワカメ」。

 食後は、事務所にて仕事。「大吼」の資料整理と原稿書きで夕方まで。また遅ればせながら、先日、高知での写真にお礼状を添えて松山の矢野隆三氏、帯広の谷口壽美雄氏にお送りした。五時に帰宅。

 今日は、夜七時から、日頃からお世話になっている、「ミリオン出版」の久田編集長や宮一氏、そして「ナックルズ」にて、野村先生の特集をして頂いて以来、親しくさせて頂いている作家の夏原武氏らとの食事会がある。中華街のローズホテルで待ち合わせて、「安記」へ。中華街の私の馴染みの店は、この「安記」以外に、「菜香」「中華飯店」などである。「安記」は裏路地の風情が、「通」意識を刺激するのか、友人達にかなり評判が良い。昼間は「お粥」だが、夜は、小皿料理がいい。「モツ皿」「レバ皿」「シュウマイ」「巻き揚げ」「インゲンとイカの炒め物」が定番で、足りない場合は、お薦めを作って頂く。お酒は、当然紹興酒だ。

 親しい方達との酒と料理は、正に人生の至福の時である。特に、最近、とみに筆名の高い夏原氏と一献酌み交わすのは何年ぶりだろう。「宝島」の井野編集長も一緒だった時もあった。亡くなられた三浦和義さんから、サイパンへ行く直前に頂いたメールに、「銀座で夏原さんと一緒です」とあったものを消さずに残してある。いつも様々な雑誌で夏原氏の名前を見ているので、久しぶりと言う気がしない。例の週刊新潮の虚報記事と、私の書いた「WiLL」の話題で盛り上がった。そうそう夏原氏より、飛び切りの酒を頂いた。銘柄を書くと、我が家にどっと人が来そうなので内緒。

 二次会は、当然、「サリーズバー」へ。今日はなぜか。六十代の元不良少年の方々が席を占めていた。「ナポレオン党」や「アーリーキャッツ」などという話題で盛り上がっている。そう言えば、ナポレオン党の小金丸氏が秋に、昔の友人達を集めて楽しいイベントを企画しているとのことだ。その方々は、私よりも四、五歳年上で、一緒に遊んだ、ということはなかったが、ヨコハマの先輩として敬愛している人たちが多い。ガァーッと飲んで十二時前に解散。中破・良飲の夜だった。

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