白雲去来

蜷川正大の日々是口実

デカプリオという名前が自信ありげで羨ましい。

2009-05-08 15:25:24 | インポート

五月七日(木)雨。

 朝食の後に郵便ポストを覗いたら、来てました、ついに来ましたよ「定額給付金」の通知が。何か複雑ですネェー。失礼ながら一万二千円を頂くのに大仰な書類が沢山入っていて、身分証明書をもって銀行や役所に行けば受け取れるようにすれば良いのに・・・。まあ、それでも労せずにお金を頂けるのだから感謝するか。でも一万二千円ネェー。高いんだか、安いんだか、微妙な金額ですね。

 手前味噌で恐縮だが、「燃えよ祖国」の最新号(と言っても11、12月合併号だが)、「新潮報道検証号」の評判がいい。まあ社交辞令もあるのだろうが、電話、メール、手紙を含めて五十人以上の方々から「良かった」というコメントを頂いた。編集者冥利に尽きる。そういった方々のご期待を裏切らぬように、今後も努力して行きたいと思っています。

 連日「大吼」の編集に追われている。それでも自分の編集した雑誌が世に出ることは嬉しい。原稿がギリギリまで届かず、印刷所に言い訳しながら、夜明けまでパソコンに向かったり・・・。大袈裟かも知れないが、こういった産みの苦しみの後に、印刷された本が届くと、喜びは格別である。しかし読んで頂けなければ、何の意味も無い。読者の方々のご支援を賜り、いつかは月刊に戻してみたい。

 夜は、久し振りにDVDをレンタルした。キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー主演のSFパニック映画「地球が静止する日」と、デカプリオ(名前が自信ありそうで羨ましい)とラッセル・クロウ主演のアクション映画「ワールド・オブ・ライズ」の二作。仕事を早目に切り上げて、「伊佐美」のロックをやりつつ観た。「地球がー」の方は、いかにもアメリカ人が好みそうな、大味のSFもの。本当にこういった映画をアメリカ人は好きなんだナァーと、しみじみ思った。もしこれを後に見ていたなら、絶対に寝てしまったに違いあるまい。「ワールド・オブ・ライズ」は、中々面白かった。CIAと中東のテロ組織との戦いを題材にしたものだが、かなりタイムリーな映画で、こちらの方が、ずっーと良かった。でも、個人的な趣味で言わせて貰うと、デカプリオが主人公だと、どんなに筋立ての良い映画であっても、アイドル映画のように思えてしまい、何と言うのか、映画にしまりがなくなる。まあ、僻みだと思って下さい。

0479 ※ご支援のほどをお願い致します。


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NHKの反日番組に抗議して、受信料を払いません。

2009-05-07 11:45:06 | インポート

五月六日(水)雨。

 天気がよければ、金のかからない所に出かけようと思ったが、外は、雨。ほっとした気持ちと、残念という思いが交錯して、雨の音を聞きながら九時過ぎまで布団に入っていた。今日で、連休は終り。と言っても、こちらは、毎日連休のようなものだ。それでも巷の会社が稼動しないと、そのおこぼれも授からない。浪人生活ゆえ、楽ではないが、不思議と酒だけは不自由しない。有り難いことだ。昨日も、社友の松本佳展君から頂いた「伊佐美」を飲みながら「YouTube」に嵌まった。パソコンをやらない人は、この「YouTube」の便利さが分からないだろうが、著作権がどうなっているのか良く分からないが、まあ登録すれば、誰でも好きな映像を投稿することができる、「映像の広場」みたいなものだろう。とか言う私は、投稿した事がないので、どういった規制やルールがあるのか良く分からん。それでも、ニュース画像や、歌など様々なジャンルのものを見ることができる。といっても過激なものはNGのようだ。

 良く見るのは、懐かしい歌や歌手の出てくる映像である。つい先日も、赤木圭一郎の「霧笛が俺を呼んでいる」の歌と映像を貼り付けたが、検索すると、あのような画像が沢山出てくる。世の中には、良い意味でオタクの方達がいて、本当に驚くような「お宝映像」がある。私などが見たこともなかった、故阿部勉さんがテレビ出演したものもあったし、野村先生の映像もある。インターネットとメール、そして「YouTube」を見るためにパソコンを買っても(もちろん安いもので)充分元をとれると思っている。

 今日も、夕食の買い物に、近くのスーパーに行っただけで、後は、ずっーと自宅で仕事をしていた。まあ、真面目に連休を過ごしたわけですね。そういえば、NHKの「シリーズJAPANデビュー第二回 『天皇と憲法』」という番組を見た。過日放映した日本の台湾統治を描いた「アジアの一等国」という番組も、ヒドイものだったが、これも最悪の番組だった。

 取敢えず、「アジアの一等国」を制作した男の名前が分かった。日本人として良く、あんな番組を作れるのかと、田辺雅泰という男の頭を疑ってしまった。あんな歴史を歪曲した「反日」番組を作りたいのならば、自分で金を出して民放でやればいい。公共放送で、国民の金を使って、本当にふざけた野郎だ。新潮社と一段落したので、同志らと連帯して、田辺某の追放運動でも始めるか。

 「シリーズJAPANデビュー第二回 『天皇と憲法』」という番組に関しては「国の子評論」の横山孝平氏が氏のブログで的確な批判をしているので、勝手に引用させて頂きました。 

 シリーズJAPANデビュー第二回 「天皇と憲法」

 美濃部VS上杉の天皇機関説論争から、悪意の結論を導き出す巧妙な仕掛けを、立花隆や御厨貴を使って行わせる、まさに反日・反国体番組だった。
 天皇機関説に異議を唱えた上杉博士の憲法論が力を持ったとき、天皇のために死ぬという思想や、テロという暗黒の時代が招来した。そしてそれは憎むべき悪であると繰り返し強調される。
 放送では、国民の八割が天皇制を支持しているというが…。
 しかし、番組に登場しコメントしている者は、残りの二割と言われる人であろう。しかも、奴らが護憲的、主権在民、平和・人命尊重主義者であることに注目しなければならない。
 ここに巧妙な仕掛けがある。
 すなわち、タイトルの「天皇と憲法」が表すとおり、現行憲法の第一条で言うところの、国民の「総意」を巧妙に突いているのである。総意とは、すなわちすべての者の意見。
八割では「総意」とは言えないんだよ、と。
 NHKという国営放送局が、国民の二割の意見が冷静で、あたかも巨大な勢力であるかのように番組を構成し誘導する。(しかも八割に入る人の意見は一切ない)
そして、非常に不愉快であるが、奴らの言葉をそのまま使えば「天皇というもの」のありかたと日本の未来を考えなければならない、と結ぶ。
 導きだす結論は、ずばり「国民の総意」ではないということ。
 現行憲法第一条でいわれるところの天皇の地位は、二割の人を以って国民の総意ではないのだ!と言いたいのだろう。

 皇室典範改正問題の時を思い出す。
 「女系天皇」のどこがいけないのという議論だ。浅薄なジェンダーフリーや感情論の中で「万世一系の天皇これを統治す」という日本の国柄の破壊せしめようとしたもの。
そして、女系天皇が誕生すれば。もう万世一系ではないから…。国民の八割しか支持していないから…
 ゆえに…
 占領期間中に国際法を違反してまでも、米国がごり押しした現行の憲法の本質は、合法的に国体を破壊することの出来るものなのである。
 しかもそれは、米国の対日初期政策の通り、自虐史観に洗脳されてしまった日本人によって、勝手に自爆するかの如くに行われるのである。
 巧妙な仕組みの中で、悪意を隠し革命を誘発する。
もっとも、平和・人命尊重の思考の中で退化してしまった人たちに革命など出来ようはずもないが…。
 その前に、奴らが憎んでやまない「暗黒の時代」「テロの時代」が自らを標的として起こりうる可能性のほうが高いかもしれない。
 国家の予算と国民の視聴料で、反日本番組が作られる。
 こんな皮肉を傍観してはならない!
 ところで、NHKの言う八割の根拠なんだけれども、たとえば「天皇制を支持しますか?」などという世論調査を、僕は一回も受けたことがない。

コメント (1)
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「大吼」の編集に追われています。

2009-05-07 10:36:38 | インポート

五月五日(火)くもり。

 子供達は、この連休を堪能しているようだが、私的には、金もないし、ひたすら自宅でパソコンと睨めっこの日々が続いている。最近、酒で頭が腐っているせいか、夜に、良い原稿の構想が浮かんで、「よーし明日はやるぞ」と思っても、目が覚めると、アレレ何だっけ。と思い出せない。それでも締め切りがあるので、うーん、うーんと、アホな頭を悩ませて、蚤の心臓ではない、蚤のサイズの脳みそを駆使して何とか、間に合わす。もうその脳みそも限界状態かもしれない。そんな訳で、連載させて頂いている「実話ドキュメント」の第八十二回を何とか脱肛では無い、脱稿した。

 午後からは、「大吼」の夏号用にご恵送頂いた諸先生の玉稿の校正作業を行った。原稿は、一番嬉しいのがメールで頂く事だ。ページメーカーなどのソフトを使って、流し込めば、あっという間に出来上がる。大変なのは、手書きのものだ。原稿用紙を見ながら入力して行くのだが、ブラインド・タッチとは行かないので、かなり時間がかかる。それでも手間はかかるが、読みながら入力して行くので、内容が良く理解できるという利点もある。印刷で頂いたものは、スキャーナーで取り込んだり、長いものは、スキャンスナップというもので取り込んで、ワードに変換してから校正する。便利になったものだ。

 そんな訳で、一日、何処へも出かけないで、真面目に仕事をしていました。


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日活映画の舞台となった港を娘と歩いてみた。

2009-05-05 17:22:27 | インポート

五月四日(月)晴れ。

 大型連休の最中、世界中が新型インフルエンザで右往左往している。それでも命懸け?でわざわざ外国に出てゆく人たちで成田空港は溢れている。私なんぞは君子は危うきには近寄らず、で家にいる。と言うとかっこ良いが、詰まる所、懐が不如意で出かけられない、と言うのが本音である。仕方が無いので家で仕事に専念しようと思っても、頭が休日モードで、まったくやる気が無い。困ったものだ。テレビで、ビートたけしが、「日本では、毎年自殺者が三万人もいるし、今だって結核で死ぬ人は、世界に一万人もいる。騒ぎすぎではないか」と言っていたが、ナルホド・・・。舛添さんいわく、「新型インフルエンザは、人類の危機」であるそうだ。楽観視はしないが、あんまりジタバタするのもネェー。

 午後から、子供を連れて「みなとみらい」を散歩した。パシフィコ横浜の裏手が海岸沿いのプロムナードとなっている。休日とあってかすごい人手である。マスクをしている人などほとんどいなかった。日本の医療を信頼しているのか、それとも無頓着なのか。そう言う我が家もマスクの備蓄はない。

 この場所からベイブリッジや港を眺めるのが好きだ。私が子供の頃は、この辺は「三菱横浜造船所」、ハマッ子は、縮めて「三横ドック」と呼んでいた。もっと昔は、吉川英治がこの造船所で船の錆を落とす「かんかん虫」をやっていた事は有名。錆を落とす時の「カーン、カーン」と言う音からその名がついたらしい。その体験から「かんかん虫は唄う」という小説を書いた。大仏次郎も横浜生まれの作家で、明治の横浜を舞台にした作品が多い。

 中村汀女も横浜税関長だった夫について横浜に住んだ。野毛山に彼女の句碑があり、そこには横浜時代の、「蕗の薹おもひおもひの夕汽笛」が刻まれている。

 赤レンガ倉庫や港の周辺を歩いていると、子供の頃に見た日活映画を思い出す。他人が見たら噴出しそうになるに違いないが、港で船をつなぐ鉄のかたまり(名前を忘れた)そこに片足を乗せて、視線は海の彼方に・・・。赤木圭一郎や裕ちゃんの映画のスチールには、必ずそんな写真があって、子供の頃には友達と一緒にマネたものだ。

 特に赤木圭一郎の「拳銃無頼帖シリーズ」「抜き打ちの竜」が好きだ。その外、「霧笛が俺を呼んでいる」(この映画の主題歌は、作家の山平重樹さんの十八番)「紅の拳銃」。エースのジョーこと宍戸錠の映画は、なんと言っても「拳銃(コルト)は俺のパスポート」が一番だ。そうだ、当時は、クラブやバーのママさんを「マダム」と呼んでいた。「タイピスト」なんて職業ももうないんだろうな。そんなことを思い出しながら、一時間半ほど歩いた。

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 夕食後は、「大吼」の夏号の編集を行った。


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我が家で、大勢の女性陣に囲まれた。

2009-05-04 12:26:49 | インポート

五月三日(日)晴れ。

 我が家では、この祭日だけは玄関に国旗を掲げない。九時前に起きた。家族で自宅の大掃除。正午から、我が家にサリー姐さんなど愚妻の友人等がやってきての食事会。まあ女性が圧倒的に多くて、後片付けなどとても助かる。

 夕方に、「反憲集会」に参加していた、後輩達が顔を出す。なにやら外国人とのトラブルがあったとのこと。大事がないことを祈る次第。

 昼の酒は、どうも苦手である。酔って、七時過ぎには寝てしまった。栃木社友会の湯浅君泊。

 午前中に事務所に寄ったら、一水会の機関紙「レコンキスタ」が届いていた。レコンの特集も「新潮社の虚報」に対する「謝罪文」である。毎月の勉強会、機関紙の発行、各地での運動、講演、など良く頑張っている。最近は木村代表と連帯することが多い。是非「レコンキスタ」をご一読下さい。

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20481 スキャナーが小さいので、一度にスキャンできません。ご了承を。


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