五月十日(月)曇り。
朝食後に新聞に目を通せば、ロシアで「対独戦勝65周年式典」が行なわれ、米英仏といったかつての連合国が初めてパレードに参加した、という。頭にきた、と言おうか、盗人猛々しい、と言おうか、犬畜生にも劣る所業と言おうか、所詮は「ロ助」と呼ぶに相応しい連中と言えばそれまでだが、それにしても頭にきた。
ロシアが、対独戦のことを「我々はファシズムに勝利した」というのは構わないが、その後に「日本の民族主義にも」とあるのには開いた口が塞がらなかった。また、ふざけているのは、ロ助共は、日本が連合国に対して降伏調印をした九月二日を「対日戦勝記念日」にする法案を議会に提出しているという。
先の大戦で、我が国は、現在のロシアの前身であるソ連と戦争をしたという事実はない。当時、我が国とソ連との間に交わされていた「日ソ不可侵条約」を、終戦直前の八月九日に、一方的に破棄し、満州に侵入し、多くの民間人を殺戮した。いわゆる、中国残留孤児や「満州の悲劇」は、このソ連の軍事侵攻によって起こった。
更に、国際条約で禁止されている捕虜となった日本の軍人をシベリアに連行して、強制労働に従事せしめて、ここでも多くの旧軍人が病死、あるいは凍死している。まだある、日本の固有の領土であった、南樺太や北方領土に軍事侵攻したのは、我が国がポツダム宣言を受諾した八月十五日以降のことだ。こういった行為を日本では「火事場ドロボー」とか、「犬畜生にも劣る」と言うことを、ロ助は知るまい。まさに人間の皮を被ったケダモノの所業である。
現在の民主党政府は、そのロシアに対して、ナチと同一視され、「対日戦勝記念日」にする法案が提出されていることに、何の抗議もしない。と言うことは、ロシアの歴史観を認めたことになってしまう。くだらぬ祭日を増やすならば、かつてのソ連が、日ソ不可侵条約を一方的に破った、八月九日を「民族痛恨の日」あるいは「臥薪嘗胆の日」とすべきと私は思う。
夏には、参議院選挙がある。民主党、自民党を含めて、新党が乱立するようだが、どのような国家観があるのか・・・。日本をどのように導くか、などが全く見えない。みんなの党の渡辺某や、立ち上がれ日本の与謝野などは、一度も靖国神社に参拝したことがないと言うではないか。そんな者が保守の仮面をかぶって政治家でいるから、ロ助などにナメられるのだ。
朝から、頭に来た一日で、こんな日は、きっと悪酔いしそうなので、酒を控えようと思ったが、通りがけに魚屋を覗いたら、美味そうなカツオがあったので、「水師営の会見」を歌いつつ、しこたま飲んだ。それにしてもロ助の野郎め・・・。