八月十四日(土)晴れ。
お盆休みとやらで、珍しく家族が全員家に居る。朝食の後は、ガァッーと自宅の掃除。体が汗でびしょびしょになった。
八月十二日の産経新聞の一面、櫻井よしこ氏の「菅首相に申す」の冒頭に、「歴史に関して、日本国政府が過去にどれほど謝罪を重ねてきたのか」、というものがあった。櫻井氏の調べによれば、日中国交正常化当時の田中角栄以来、菅直人の談話まで、何と、三十六回にも及ぶそうだ。
歴代の首相、官房長官、昭和天皇と今上天皇の発言の一覧表を見て、暗澹たる思いになるのは、櫻井氏だけではあるまい。何ゆえに、私達は、謝罪を続けなければならないのか。それも、第三国から強制されたわけではないのに、自らが謝る。本当に、日本人は、歴代の首相が謝罪をしなければならないほどの悪事を働いたのか。その謝罪とお詫びが、国民の総意ではなく、歴代の政権の都合と事情によって行なわれるから始末が悪い。
「そんなに悪いと思っているならば、その謝罪を形で示せ」と、言われ続け、中小企業に融資も行なわず、ODAという名の、体の良い賠償金を支払い続けてきたではないか。特に支那へのODAは莫大な金額である。これ国民の血税ではないのか。
菅や仙石などの連中は、間違いなく「売国奴」だが、こんな連中を選んだのも国民の多数なのだから嫌になる。国がどうなろうとも、テメエさへよければ良い。という人間が余りにも多くなった。戦争に敗ける、ということは、なにも物理的なことだけではなく、文化や誇りまでも蹂躙されるとと言うことに、早く気がついて、日本人の正気を取り戻さなければいけない。
連日の猛暑で、野菜が値上がりしているという。今日も、テレビで、こぎれいなババアが、「緑の葉物は高くて買えませんわ」などとほざいていた。高いといっても、キャベツ一個が、高々、百九十円程度だ。二百円のキャベツが高くて変えないならば、車でスーパーなんか行くんじゃネェよ、くそばばぁ。ブランドのバックを下げて、百円、二百円のことを言うんじゃないのって。
今までが、安すぎたのかもしれない。農家のことを考えたら、キャベツ一個が二百円くらいで丁度良い。そうすれば、もっと大事に野菜を使うことを考えるようになる。にんじんも、大根も、ジャガイモも、別に皮をむかなくとも、なんともない。私が子供の頃は、そういったものは、きれいに洗うだけで、皮などむかずに料理した。スイカの皮だって、おしんこにしたものだ。キャベツが、一個千円になったって、死ぬ奴ぁいねぇーよ。
夜は、藤棚商店街の縁日に、前回は行けなかった、下の子供を連れて出かけた。カメ&アコちゃんたちと合流して、「一休寿司」で一献。