駅伝応援と初中華街。

一月三日（木）晴れ。

 連日、良い天気が続いている。そう言えば、昨日、皇居にてお会いした古い友人の川越さんから「正月から飲んだくれてるの？」と聞かれたので、つい「去年からずっーと」と、思わず答えてしまったのには、皆が大笑い。さすがに今日は酒を抜こうかと思ったが、愚妻が、「今日までにしたら」。と誘う。

 

それではと体調を整えてから暗くなるのを待つ。原稿でも書こうかとも思ったが、箱根駅伝の復路のテレビが気になって仕事どころではない。復路の花の九区、戸塚、鶴見間を選手が走るので、我が家からすぐ近くの権太坂へ行き、選手を応援する。沿道は凄い人である。この応援の中で走る選手は、選手冥利に尽きるだろう。

私が陸上競技をやっていた中学、高校生の頃は、沿道にこれほど人がいなかった。何しろ、テレビ中継などなく、ラジオでの中継だったからだ。高校駅伝も同じでラジオ放送だった。ちなみに、箱根駅伝のテレビ中継が始まったのは昭和六十二年。だがこの頃は完全中継ではなく途中が抜けて放送していた。完全中継となったのは第六十五回大会の平成元年のことである。テレビで中継されることによって応援するファンも増えて行った。今年は、日本体育大学が優勝。名門復活と言う所か。様々がドラマが展開されて悲喜こもごも、いつもながら見ごたえがあった。

※先頭を走る日体大の選手。

夜は、カメちゃん、愚妻、アコチャンと一緒に今年、初中華街。五時に「安記」へ。今日が初営業という事もあってお店は満員。いつものメニューをいつもの紹興酒で堪能した。その後、「颯」へ。ここへ古い友人のＹ氏が合流。一時間ほどで解散。

皇居参賀へ。

一月二日（水）晴れ。皇居参賀。

七時に起床。軽く朝食を済ませてからカメちゃんと待ち合わせて東京へ。今日は、皇居で行われる一般参賀に行く。もう何年この行事に出席しているだろうか。途中、川崎駅にて松本佳展君小枝さんご夫妻とブッチー増渕君と合流。東京駅にて社友のライト隊長が待っていてくれた。

丸の内の東京会場前で、ＦＢで知り合いになった方や、盟友の爆発五郎さん、大日本天誠団の内田春雄団長とお孫さん等と偶然にも一緒になる。皇居内に入る人の波には驚かさせられる。毎年人が増えているような気がする。嬉しいことだ。

天皇皇后両陛下やご皇族の方々のご会釈を賜り、陛下の新年のご挨拶を聞く。いつもながら私がなく、お言葉にあるものは国民と国家と世界平和だけだ。恐懼してお聞きした。その後、靖国神社を参拝。茶屋で同志らに新年のご挨拶をしてから帰宅。

一時半過ぎに自宅に戻り、サリーファミリーたちと新年会を開催。六時過ぎには大破轟沈してしまった。

祝・皇国の春。

平成二十五年一月一日。（火）晴れ。

顔を洗い、口をすすぎ、玄関に国旗を掲げ、皇居を遥拝。ご皇室の弥栄と今上陛下のご健勝をご祈念する。

九時、社友の松本佳展君や志村馨君らが来訪。我が家の家族を伴って伊勢原の浄発願寺へ向かう。途中東名高速が事故のために十二キロも渋滞しているとのことで、仕方がなく国道に出て一般道で伊勢原へ。富士山がとてもきれいだった。

一時間ほどで伊勢原着。まずご住職にご挨拶してから野村先生のお墓へ。暮にどなたか見えたのだろう、花が沢山あった。名刺入れを見ると劇団再生の高木尋士さんと、あべまゆみさんの名刺があった。いつもありがとうございます。

※野村先生の墓前にて。

その後、私の両親のお墓へ。ここにもお花があった。どなたか分からないが有難いことだ。皆で手を合わせた。

※蜷川家のお墓。両親が眠っています。

横浜に戻り、新横浜駅近くにある三会寺（さんねじ）というお寺にある板垣哲雄君のお墓へ行く。板垣君は、いわゆる「ビツグバン」に反対して東京証券所に拳銃を持って立てこもり、八年の刑を受けて甲府刑務所に服役していたが、出所を一か月後に控えた平成十八年の三月四日に、肝臓癌で亡くなった。昨年、同志が集い七回忌の法要を済ませた。お墓はきれいに掃除されていた。近くに住む岩上賢先輩の気遣いに違いあるまい。哲ちゃんのお墓にビールを供えて手を合わせた。

※板垣君のお墓。

この三会寺は、古刹である。墓地には明治以前に建てられたお墓や、支那事変や大東亜戦争で亡くなられた方々のお墓が沢山ある。哲ちゃんに、次は命日の三月に来るよと声を掛けて皆と別れた。

自宅に戻ってから、正月の朝食。支援者から頂いた豪華なお節と雑煮で家族で新年の挨拶の後に軽く飲んだ。もちろん録画しておいたニューイヤー駅伝を見ながら。

※特大二段重ねのお節です。

皆さん。本年も旧に倍しましてご指導とご鞭撻のほどを宜しくお願い致します。