白雲去来

蜷川正大の日々是口実

浪人には休みはあってもゴールデンなどという日はない。

2013-05-07 11:59:18 | インポート

五月六日(月)曇り。

ゴールデンウイークも今日まで。といってもどこかに旅行したわけでもなく、酒と肴と友と原稿の日々だった。テレビでは長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞の特集をほとんどの局で行っていた。当然ながら日本テレビの特番が良かった。

私は、巨人・大鵬・卵焼きの世代である。憧れは長嶋茂雄だった。銭湯に行けば、下駄箱の3番の札を争って取った。大人になって、野球にそれほど興味がなくなったが、それでも巨人しか知らない巨人ファンは変わらなかった。

考えてみれば、私の世代は、芸能界では石原裕次郎や美空ひばり、野球は、長嶋、王、金田といった選手を現役で見ることが出来た。相撲は、栃若時代。東京でオリンピックが開催され、人類が月に降りて、衛星放送が始まってライブでケネディの暗殺の瞬間を見た。まあ思いつくままに、順番も整っていないが、いい時代を生きてきたと思っている。戦争に巻き込まれることもなかったし・・・。

歳のせいか、長嶋や松井の特番を見ているとすぐに涙腺が緩む。「政治利用」だって?いいじゃないの。皆が元気になれば。本当かどうかは知らないが、園遊会に招かれたり、勲章をもらったりする節操のない元左翼がいると言うぐらいだから。そうか力道山にも何か賞を上げたらいいのに。

一日、家族そろってのんびりと過ごした。毎日が連休だが、ゴールデン、黄金と呼べるような輝きがないのが浪人の辛さである。しかし良いことはあるものでもう四十年もお付き合いのある斉藤義一氏が千葉からの帰りと言って、立派なカツオを一本と苺を届けてくれた。更に、やはり千葉のK氏から北海道の「ししゃも」が宅急便で届いた。七時に原稿を終えて、早速「カツオ」で一杯やった。至福の時である。「ししゃも」は明日にしようと思っている。嚢中に銭はなくとも友がいて肴があって酒がある。これ以上何を望もうと言おうか。

Dscf5626 ※カツオ三昧。左は、カツオと帯広の越冬山芋を麺つゆで合えたもの。右は、刺身にニンニクをうんときかせて玉ねぎと長ネギを山のように乗せた刺身。ふふふ。ふふふなのである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サリーズバーのパーティーへ。

2013-05-07 11:31:22 | インポート

五月五日(日)晴れ。

四時半から、中華街のローズホテルにて、恒例になったサリーズバーのパーティーがあるので愚妻と共に出席。今年で十四回目となるこのパーティーで欠席したのは一度だけ。亡くなられた三浦和義さんとも一緒に行ったことがある。また、やはり亡くなられたジョー山中さんもゲストで歌っていたことなどを思い出す。

ロビーで、古谷氏、ナリポン、カメ&アコちゃんたちと待ち合わせて会場へ。二百名ぐらいのお客さんの三分の二は知り合い。今年は矢沢永吉さんのバックバンドの人たちが来て演奏していた。ゲストは、元ゴールデンカップスのエディ蕃さんとマモル・マヌーさん。

603874_460827433997992_293740159_n1 ※サリーとサリーパパ。

603659_460827643997971_1430802249_n ※上段は、マモル・マヌー氏とエディ蕃氏。下はソウルミュージックを歌う三人の女の子たち。

947305_454487034637946_2092256074_n ※左から、古谷氏、蜷川、くるみちゃん、イッシー氏。写真はFB友達の山本さん薄井さんから転載させて頂きました。

演奏の合間に、あちらこちらのテーブルを回って、久しぶりに会う人たちと盃を交わしてばかりいた。九時近くに終了。二次会へと誘われたが、連日の酒で疲れていたので、自宅に戻った。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平凡パンチの表紙絵がいい。

2013-05-07 11:09:10 | インポート

五月四日(土)曇り。

酔って寝ると神経がマヒするのか良く眠れる。昨夜も十時前に寝て、起きたのは七時。しらふだと夜中に目が覚めてしまう。また少し運動でもするか。

夕方まで、事務所で原稿書き。連載させて頂いている「実話ドキュメント」や「燃えよ祖国」、そして「大吼」への原稿と、今日は真面目にPCに向かっていた。

PCで調べものをしていたら偶然に見つけたのだが、私が高校生の頃に若い人に圧倒的に人気のあった週刊誌、「平凡パンチ」の「表紙絵集」である。書いていたのは大橋歩さんで、アイビーイラストが懐かしい。その表紙で紙の財布を作ったこともある。三千円程度の物なので、絶版でなければぜひ買ってみたいと思った。

Img1 ※これです。欲しいなぁー。

夜は、友人ご夫妻を自宅に招いての一献会。十一時前に解散。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

港祭りへ。

2013-05-07 10:46:10 | インポート

五月三日(金)晴れ。

良い天気である。横浜は毎年この日に開港記念祭・国際仮装行列と言う催しが行われる。昭和二十八年から行われているそうだが、私が初めて見たのは、小学生の低学年の頃だったから、もう半世紀以上も前だ。

伊勢佐木町通りを、趣向を凝らした車や音楽隊、あるいは横浜らしく中華街の人たちが龍の踊りを披露しながらパレードする。横浜などにいると、毎年の行事なので、いつでも見られる、という思いからか、もう何十年も行っていなかった。考えてみると、二人の子供たちも一度も見たことがないと言うので、まあ横浜市民として一度くらいはと思って連れて行った。

正午過ぎに馬車道でカメ&アコちゃんとも待ち合わせをして見学。良い天気なので、日向にいると暑いくらいだ。私が子供の頃には伊勢佐木町にも何軒かデパートがあった。「赤灯台の松喜屋」、「松屋」、創業者を学校の歴史で習った「野沢屋」などである。現在では皆廃業してしまった。また横浜駅の西口の高島屋などが競って大型の車(フロート)を出して市民を喜ばせていた。しかし久しぶりに見たパレードの中にはフロートがほとんどなかった。正に昔日の感がある。

二時間ほど見学してから皆で遅い昼食をと思ってトンカツの名店「勝烈庵」に行ったが、さすがに待ちの客で溢れている。仕方がないので、親不孝通り(最近はこの言葉は死語になった。伊勢佐木町の福富町の反対側の一本裏通り。その昔はバーなど飲み屋が沢山あったのでその名がついた。)にある中華料理「敦煌」へ行った。

Dscf5557 

Dscf5574 

このお店は、亡くなられた鄭さんに紹介してもらったお店で、本格的な四川料理が味わえる。ここで昼食を兼ねて一献。子供たちを帰してから、桜木町にある最近オープンした魚料理のお店へ。うーんイマイチだった。それから腹こなしに歩こうということになって、野毛山公園を抜けて藤棚まで皆で歩いた。「颯」にたどり着いた時には、もうヘロヘロ。少し飲んでから帰宅。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改憲は民族派の悲願。

2013-05-03 09:18:07 | インポート

五月二日(木)曇り。

過日、産経新聞の「憲法草案」が掲載されていた。いわゆる「改憲」には様々な論議がある。現行憲法を廃止し明治憲法復元論。自主憲法制定論。あるいは現行憲法一部改正論等。民族派の最大組織、全日本愛國者團體會議は随分前に独自の「皇国憲法草案」を作成している。

このように民族派内部でも議論されてきたが、それはさて置いて、世論調査においても「改憲」を支持する人たちが五十%を超えているのは喜ばしいことだ。また、自民党をはじめとする保守勢力は、夏の参議院選挙において「改憲」を公約として戦うと公言している。しかし、マスコミはこの動きを封じ込めようと様々な策動をしていることが徐々に目についてきた。

先日も、元どこかの知事とか言う、落語家のような顔をした男が、「まだ国民の中に改憲の機運が盛り上がっていない」とか、おきまりの「時期尚早論」を述べていた。では、一体いつならば良いのか。ということは言質をとられるから発言しない。一般の国民が「九条を改正しろ」などと叫ぶことの方が、かえって異常なのである。政治家が問題提起をして、国民がそれに答えをだす。これが民主主義というものだ。

選挙の票にもつながらないようなことを、国家百年の計に基づいて、公言することこそ政治家の務めであると私は思っている。憲法の改正は、戦後の民族派の悲願でもあり、良識ある日本人の悲願でもあった。それを阻害していたのは、ソ連(現ロシア)や中共、朝鮮の手先のような政党であった社会党やその支持者だったことは記憶に新しい。現在の憲法が「占領基本法」であることは、小学生でも分かることだ。

それを「平和憲法」だと言うような政党や人間は、思想というよりも、ほとんどカルトに近い。戦後日本の繁栄と平和が、戦争放棄を謳った現在の憲法にあるなどという理論が、果たして正しいどうか、それこそ国民投票をしてみたらいい。常識の分かる者ならば、今日の平和と繁栄は、好むと好まざるとを問わず、日米安保の下、アメリカの核の傘の下にあって、経済を優先してきた結果であると言っても過言ではない。そして、その平和と繁栄が、「奴隷の平和と魂のない繁栄」であったと野村先生は看破した。保守政党は、小異を捨てて大同につき憲法の改正に邁進してもらいたいものだ。

今日は、朝から原稿に向かった。「燃えよ祖国」も「大吼」も締切が近い。頑張らなくては。一段落したのは八時過ぎ。晩酌をしながら、レンタルした映画「のぼうの城」を見た。その映画の原作となった本は、以前に、社友の隠岐康氏から頂き、読んでいた。小説も面白かったが、映画も楽しめた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする