五月一日(水)曇り。
いやはや良く寝たものだ。昨夜は六時過ぎに寝て、途中、トイレに起きて時計を見たら十一時半。それから再び寝て、目が覚めたのは六時。お腹が空いてめまいがした。
当然朝食は、しじみの味噌汁。先日、市場で安かったので沢山買い置きしておいた。一晩砂出ししてから小分けにして冷凍にしておく。飲んだ翌日は、しじみの味噌汁に限る。それに納豆、アコウダイのかす漬け。二日酔いでも、熱があっても、朝は腹が減って目が覚める。朝食が一番好きだ。
家族が、皆出かけた後は、のんびりと朝風呂。背徳の時間である。誰に迷惑をかけている訳でもないのに、「申し訳ない」と思ってしまうのは貧乏人ゆえか。
二時半から、病院で常備薬を貰い、その足で近くの書店へ。あっという間に読了してしまった浅田次郎の「一路」の下巻を購入。今時珍しい「純喫茶」で一時間ほど読んだ。やらなければならないことは山ほどあるのに、こんなことをしている場合ではないのだが。そうか冷蔵庫がスカスカなので、みなとみらいのスーパーまで行って買い物。いいカツオがあった。九百八十円。こんなものか。もちろん買って今夜の肴に。
家族には、以前、大日本一誠会の仲程通也氏から頂いた「大和」の「メンチカツ」。これが美味しい。しかし揚げ方にコツがあり、最初の頃は良く、外はコンガリ、中は生としてしまった。今はもうプロ級である。他には、私の得意の「タコネギ」と上の子供のリクエストの「豚のナンコツ」の煮物。煮こぼししてから再び、昆布とかつお出汁でじっくり煮てから塩と酒とみりんで味付け。「圧力鍋」が苦手なので、魔法瓶のような鍋に入れておくと、自然に柔らかくなる。実に重宝な鍋である。
撮りだめておいた「あましゃん」と「八重の桜」を見ながら、世間の事はどこ吹く風と、三分の一ほど残っていた「黒霧島」で晩酌。嗚呼、カツオよカツオ。われを滅ぼすカツオよ芋焼酎よ。