白雲去来

蜷川正大の日々是口実

茄子の活け造り?

2013-05-12 15:43:25 | インポート

五月九日(木)曇り。

世の中に「食通」を自任する人は数多いるだろうが、先日読んだ嵐山光三郎先生の「素人包丁記」(講談社)の中に書いてあった「ナスの活け造り」にはぶっ飛んだ。それは、鉢植えの茄子の実を、枝になったままぬか漬けにしてしまうというもの。茄子は山形や高山の小茄子を使うそうだが、「茄子のおしんこです」といって、鉢植えのまま食卓に出されたら、お客さんはさぞ驚くに違いあるまい。また枝になったままの梅を塩漬けしてしまったり、目からウロコの本である。こういった本を読んでいる時が一番楽しい。

午後一番で、友人が来訪。資料を提供するために事務所へ。この年下の友人氏。たまに来訪するときに決まって「メンチカツ」を手土産に持って来てくれる。初めてこのメンチカツを頂いた時には、世の中にこんな美味しいメンチカツがあるのかと唸ってしまった。それは大和市の福田という所にある「太田屋」という肉屋さんが作るメンチカツである。神奈川県の高座豚と言われる「ヨークシャー種」を使用しているそうだ。冷凍で頂くので揚げ方にコツがあるが慣れてしまえば何のことない。一個百円とお手軽だし、興味のある方はどうぞ。

Photo ※新聞にも取り上げられました。

車のカギを愚妻が持って出かけてしまったので身動きできずに一日自宅待機。夜は、酔狂亭で月下独酌。


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