白雲去来

蜷川正大の日々是口実

老衰、いや漏水だった。

2019-01-10 11:02:00 | 日記
一月九日(水)晴れ。

昨年末に届いたのが、老衰ではなく事務所の水道の「漏水」のお知らせ。気になっていたので今朝、水道局に連絡を取り、水道メーターの検針の会社の人と待ち合わせた。その人によれば、水を使用していないのにメーター・パイロットが回っているとのこと。水道もトイレも漏水している気配はない。とすると地中の水道管から漏水している可能性が大きい。しかし、水道料金も基本料金の範囲であるし、漏水していると言っても、微量であると言われた。

しかし、このままにしておくわけには行かない。専門業者に頼んで調べて貰わなければならない。難儀なことだ。もし漏水個所が埋められている水道管だったならば、どうするのだろう。事務所はマンションである。コンクリートをはがしたりする工事になるかもしれない。かと言って、そのままにしておいて、ボコッと穴でも開いたならば、その責任を問われる。うーん頭が痛い。とりあえず原因が分かるまで、水道を止めることにした。どうせ事務所では、火事が怖いので煮炊きはしない。またトイレもマンションのエントランスに来客用の物がある。二リットルのペットボトルの飲料水を五ケース、三十本ほど用意して、手洗いなどで使用するつもり。身体はやや老衰気味で、事務所は漏水。笑いごとではない。

話は変わって、昨日書いたのが日産のカルロス・ゴーンさんに関してのこと。何と今日(十日)のNHKのBSで午後一時より映画「ジャッカルの日」が放映される。奇遇だ。当然ながらゴーンさんとは何の関係もなく、単に「カルロス」という名前だけを勝手に関連付けたのである。ゴンちゃんスマン。

カルロスと言えば、伝説的なテロリストで一九七三年から一九八四年にかけて十四件のテロ事件に関与し、世界中で八十三人を殺害、百人を負傷させ世界を暗躍して極左テログループを指揮したベネズエラ人の国際テロリスト、イリイチ・ラミレス・サンチェスのことである。彼のコードネームが、「カルロス」で、通称、カルロス・ザ・ジャッカル。その「ジャッカル」は、一九七一年に発表されたフレデリック・フォーサイスの小説『ジャッカルの日』に由来する。その彼をモデルにしてつくられたのが、一九七三年公開のフレデリック・フォーサイスのベストセラー小説の映画化「ジャッカルの日」である。

ドゴール大統領暗殺を請け負った匹狼の殺し屋ジャッカルと、これを阻止せよとフランス警察の全権を委任された警視ルベルの戦いを描い居ている。その後ブルース・ウィルスの主演で一九九七年にリメイクされ話題となった。

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カルロス、ゴーン。いやガァーン。

2019-01-09 11:19:02 | 日記
一月八日(火)晴れ。

朝起きても、体調は万全ではなかったので、加湿器を「強」にして部屋を暖かくしておとなしくしていた。それでも食欲はあって、朝食は、赤ウインナー、ポークハム、オーシャンキングのフライにとろろこぶのスープ。昼は、久しぶりにファミマの冷凍ラーメンに錦糸町の「223」のキムチを入れて汗をかいた。午後から風呂に入ってのんびり。夜は、九割ほど体調が戻ったので、頂き物のロースハム、タラコで軽く晩酌。缶ビール二杯に「黒霧島」を三杯。美味かった。

ニュースは、ゴーンさんが「拘留開示手続き」とやらで法廷に立ったとかで、どの局もやっていた。少ない傍聴席に傍聴希望者が千人以上も並び「この事件の関心の深さを物語っている」と興奮気味に伝えたアナウンサーがいたが、何言ってんの、ヘソでお茶を沸かすとはこのことだ。恐らく、並んだ人のほとんどが、各マスコミから雇われたアルバイトで「抽選要員」であることを、当のマスコミが知らないはずはない。

私は、ゴーンさんが無罪かどうかにはほとんど興味もないが、ただ日本の司法はちょっとおかしいと思っている者の一人である。一旦逮捕されて、容疑を否認すると「接見禁止」が延々続く。例えば、一般の人が、外部との接見を制限されて二ケ月も、三ヶ月も拘置所に入れられたなら、その人の生活、もし会社を経営していたならば、倒産の危機に直面する。そして「保釈」も制限される。その理由のほとんどが「逃亡の恐れ」と言うものであるが、この狭い日本のどこに逃げるところがあるのか。そこでこう囁かれる「こんなことでいつまでも否認していると、当分出れないし、接見禁止も続くよ。認めてしまえばすぐ出られるし、どうせ罰金、重くても執行猶予なんだから」と。こうして冤罪が作られる。

ゴーンさんは外国人であり有名人である。空港に行っても今の警備システムでは、出国することなどまず不可能である。彼に「逃亡の恐れが」どこにあるのだろうか。また、ゴーンさんの弁護人と言う元特捜部長と言う人、かつては同じようなことをしておきながら、後輩を批判している。何でも特捜時代にライブドア事件や村上ファンド事件でもかなり強引な立件をしたことでも有名とのこと。今回のゴーンさんの逮捕を通じて代用監獄や長期拘留の是非について考えてみるのも良いことかも。そう言えば映画「ジャッカル」の主人公のテロリストは、カルロスだった。ゴーン、いやガァーン。

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夜に、体調が絶不良になった。

2019-01-08 11:41:40 | 日記
一月七日(月)晴れ。

昭和天皇の崩御から三十年か。まさに、降る雪や昭和は遠くになりにけり。の感がある。平成の御代も後三ヶ月。静かに御代替わりを見守りたいと思う。皇孫弥栄。

良い天気である。朝食は、オーシャンキングのフライ、タラコ、大根と豆腐の味噌汁。昼は、自宅で上の子供と、野菜を揚げて、てんぷらそばにした。夜は、お茶漬け。

午前中に歯医者へ。その後事務所。夜になって玄関の片付けをして部屋に戻ったら、急に寒気がして、どうにも止まらない。服を重ね着しても寒くて仕方がないのだ。これが七時前。ホツトカーペットのスイッチを入れて、その上に布団を敷いて震えていた。ウトウトしていたら、ホツトカーペットの暖のせいか、震えはおさまって、そのまま布団の中でおとなしくしていた。十時近くになって、何か食べようと思って、お茶漬けを作って貰い、また布団の中に。熱はないが、少々頭痛がするので頭を冷やして寝た。

年に一度くらい、こういったことがある。幸いに寝込むことはなく一日、二日で治るのだが、考えようによっては良い休養と休肝日にせよ、とのお告げと思っておとなしくしている。今朝(八日)には起きられるようになったが、まだ本調子ではない。

そう言えば、一月五日の産経新聞の「産経抄」は出色だった。「日本の近隣国は、正式な国交のない台湾を除き、困った国ばかりである」で始まる文章は、家族にも読み聞かせて上げた。今風に言うのならば、皆さん「激しく同意」であった。ネツトでも読むことが出来るので、是非ご一読を。

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日本のお米はとても美味しい。

2019-01-07 15:02:00 | 日記
一月六日(日)晴れ。

今日で巷は大体正月休みは終わり。今日は、何の予定も入れていない。自宅でのんびり過ごした。九時に朝食。サンマの干物、ポークハム、甘エビの頭の味噌汁。昼は抜いた。夜は、オーシャンキングのフライ、(最近我が家はこれが評判が良い。フライにすると「ほぼカニ味」である)豚肉とキムチ炒め、鶏の手羽中の塩焼き。お供は「黒霧島」。

その昔のテレビのCMに「お節も良いけど、カレーもね」。と言うものがあった。先日も少し書いたが、諸説あるのだろうが、私が子供の頃は、どの商店も正月の三が日は、大体休みだった。その間のある意味保存料理として「お節」をどの家も作ったのではないだろうか。正月の三が日が過ぎると「初荷」のノボリを立てたトラックを見かけたものだが、最近は走っているのだろうか。子供の頃、母の作るおせち料理に、ほとんど好きな物が無く、栗きんとんばかり食べていて良く怒られたのを覚えている。

今読んでいる、『江戸の食生活』(原田信男著・岩波書店)によれば、「実際に米が社会の隅々まで行き渡り、日本人のすべてが米だけの飯を食べられるようになるのは、一九六〇年代以降のことである」とあった。それ以前は、地方や山間部などでは、雑穀や芋類を主食としていたケースが決して少なくなかった。私が子供の頃は、お米にはまだ配給制度が残っており「米穀通帳」というものを持ってお米屋さんに行ったものだ。最近のお米はとても美味しい。みそ汁とおしんこがあれば、十分といつも思う。まあそれでは家族は納得しないだろうが、子供の頃を考えたら、贅沢な話だとふと思う時がある。

それにしても豊葦原の瑞穂の国(とよあしはら‐の‐みずほのくに。神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意。日本国の美称)に生を受けたことに感謝している。

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正月気分を拭い去れ。

2019-01-06 12:31:01 | 日記
一月五日(土)晴れ。

機関誌『燃えよ祖国』の第二四五号「群青忌特集号」の発送も終わってホット一息。年賀状も遅まきながら発送した。しかし、ボヤっとしていてさかさまにプリンターに入れたりしてしまい、八十枚ほどパァーにしてしまって、まて郵便局に買いに行った。情けない。

夜は、京子ちゃん親子に佐伯さんご夫妻が来訪して、酔狂亭開き。暮に頂いたものをテーブルに出して、ささやかな新年会。ガァーッて飲んで食べて十時過ぎに解散。今日で正月気分は忘れて、明日はのんびりして、月曜日から真面目に机に向かおうと思っている。録画しておいた「寅さん」を見ていて、そのまま寝てしまった。

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