5月11日(木)晴れ後雨。
余り食欲がなかったので朝食は抜いた。昼近くになって、愚妻の青森のお土産の「煮干しラーメン」、買っておいた好きなメンマを沢山入れた。夜は、ミスジ肉、いつものようにニンニクのスライスとマッシュルームのスライスをたっぷりと添えた。後は、昔ながらのナポリタン、キャベツのごま油と塩昆布で和えたもの。お供は、久しぶりに「三岳」、酔狂亭にて独酌。
ニュースも次から次に起こる事件と事故に天変地異や戦争に追われ、トルコの地震も石川県能登半島、千葉の地震のことも遠い過去の出来事のようだ。自衛隊のブラック・ホークの墜落も「ブラックボックス」の回収と解析は出来たのか・・・。
毎年行っている伊豆高原での断食。最近は3泊4日だが、以前は一週間行っていた。一度、テレビも見ない、新聞も読まずにひたすら読書とウォーキングに過ごしたことがあった。もちろん携帯の電源も切った。2、3日は、空腹で落ち着かず辛かったが、4日目ぐらいから、とても楽になり、良く読み、良く眠れるようになった。
国家が危殆に瀕しているウクライナの人達や地震で被害を受けている人たちには申し訳ないが、年に一度くらいは、すべての情報を遮断して、自然の中に身を置くことも大切と、その時に思った。高所恐怖症なので、断食を行っている宿のすぐ近くの大室山に登ったことはないが、次は意を決して登ってみたいと思っている。その一週間の断食の時、晴れているのに雪を見た。風花である。雪片が桜の花びらのように空に舞うところからこの言葉が出来たのだろうが、気象的には、遠方の山岳付近に風雪が起こっていて、それが上層の風に送られて、風下の山麓の地方に飛来するのだという。横浜などでは、あまり遭遇することはない。