スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

秋華賞&診察

2010-10-17 19:43:45 | 中央競馬
 日本競馬史上3頭目の牝馬3冠がかかった第15回秋華賞
 アグネスワルツの逃げは予想された展開のひとつ。ただ,思われた以上に後続との差を広げていきました。2番手以降はある程度まで馬群が凝縮しての競馬で,アパパネは中団から。前半の1000mは58秒5ですからこれ自体はハイペースでしょうが,飛ばしたアグネスワルツのものですから,実質的にはミドルからスローに近い流れだったと考えることもできるかと思います。
 京都競馬場の内回りはややトリッキーなコースですが,アパパネは構わず外を進出。ほかの馬との力の違いを見せつけるような形で快勝。1986年のメジロラモーヌ,2003年のスティルインラブに続く史上3頭目の牝馬3冠達成。馬群を縫うように追い込んだアニメイトバイオが2着で,好位内目から一旦は先頭に立ったアプリコットフィズが3着と,関東馬が上位を独占しました。
 優勝したアパパネオークス以来の大レース4勝目。前の3冠馬2頭は2歳チャンピオンとはいいきれない面もありましたので,ここまでの実績ではその2頭を上回っているといういい方もできると思います。レース振りからはあまり強さを感じていませんでしたが,その中では今日が最も強い内容だったと思います。父はキングカメハメハ,Apapaneはハワイに棲息する鳥の名前。
 騎乗した蛯名正義騎手,管理している国枝栄調教師ともにオークス以来の大レース制覇で,秋華賞は初勝利です。

 いつもの通院の日と同様に,この日も午後3時からの診察でしたので,その時間まで緩和ケア病棟の病室にいて,1階の診察室へ戻りました。
 この日のヘモグロビンA1cは6.9%。若干ではありますが,前回の微調整を施した5月24日の通院時よりも改善していたわけです。この数値は,正常とされる値よりは高いのですが,М先生によれば,Ⅰ型糖尿病の患者であれば,このくらいでも十分であるというような話でした。したがってこの日はインスリン療法に関する処置は何もありませんでした。よって次の通院との間隔も2ヶ月。したがって9月27日になる筈でしたが,やはりこれもその前の週の9月20日が敬老の日で休診という理由でしょう,10月4日と1週間ですが伸びることとなりました。
 ところで,この日は血糖値が高かったのです。292㎎/㎗。М先生にインスリンを注射しましたかと尋ねられてしまったような値です。もちろん注射を忘れるというようなことは絶対にないのですが,どういうわけかまれにこういう数値が出ることがあるのです。あくまでも一時的なものであって,たとえばこの日も夕食前にはまだ少し高かったですが,就寝前にはほぼ平常な値に戻っているように,早ければ次に計測したときにはもう安定しているということもよくあります。毎食前に注射するのはヒューマログという超速効型のインスリンで,これは注射をすると15分くらいで効果が出始めて,2時間もすれば効果がピークに達するということになっているのですが,どうもときに,この効果の出始めるのが遅くなることがあるようです。あるようですというのは,僕自身の感覚的なもの。血糖値が高くなっているときは,高くなっているということが身体的感覚によって分かります。食後1時間くらいのときにそういう感覚が生じるのは分かりますが,たとえばそれが3時間後くらいに出てくるということもまれにあるのです。注射はしていますからまったく効かないというわけではなく,打つ部位によっては効果が出始めるのが少し遅くなる場合があるのかもしれませんし,あるいは食べたものによって,血糖値の上昇が急激であったり緩やかであったりするという差異の影響なのかもしれません。いずれにしろ理由は分かりませんが,この日はたまたまそういう日にあたってしまっただけで,一時的なものですので,僕自身はさほど心配していませんでした。
コメント
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