書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

諸野祐樹

2023年11月13日 01時04分57秒 | 意識論関連

極限環境生物という分類は 地上において多く見られる生物との比較における分類であって 高熱菌にとっては高温に適応しているから高熱環境の方が生存に適しているのであり 別に「高熱環境に適応しよう」として適応したわけではないし そもそも「適応しよう」として自らの遺伝子を都合よく改変できるわけではない

微生物学者の諸野祐樹は「凄い」と形容していたが 「凄い」かどうかは主観であって 客観的論証とは無関係である

「極限環境微生物にインタビューができるのであれば なぜ生きているのかを訊いてみたい」とものべていたが ヒトであっても自分がなぜ生きているのかなど誰も論理的に答えることなどできないのであり 生きていること 生存しているのは結果であって目的があるわけではなく 「生存戦略」という概念がそもそも論理的根拠がない科学的デマや著しい誤謬である

「それがわかれば学者を辞めても良い」とも述べていたが 論理科学的に物事を考え判断できないならとっとと学者など辞めてしまえ 税金の無駄遣いにしかならん

「地上において多く見られる生物」を基準にしているから他の環境を特別な「極限環境」だと主観的に「思って」いるだけであって 偏った基準で物事を判断していることそのものが科学的判断から逸脱している

嫌気性細菌にとって大気中の酸素こそが猛毒であって 地球上での生物発生初期段階では大気中にはほとんど酸素がなかったのであり 初期の生物は無酸素環境で発生したのであって 藻類の発生に伴う排泄物としての大量の酸素を含む大気環境が地上の多くの生物相進化を促したとはいえ 「多い」ことが生物の「正常」状態であることの科学的論証には一切ならない

生物に寄生することでしか存続できないウイルスが「生物」であるのかどうかという議論があるが 生物の体内環境に適応したのがウイルスなどの寄生生物であって そもそも地球上の生物のほとんど全ては地球環境なしには存続できないのであり ライオンは西表島では存続できず 限られた生態系環境なしにはヒトであろうとウイルスであろうと同じことであって 断じて「自律的に存続可能」な生物など存在し得ない

地球大気圏外の放射線環境下においても死滅しないクマムシだろうがデイノコッカスラディオデュランスだろうが繁殖環境に戻さなければ繁殖不能であり 繁殖環境なしに到底「自律的に存続可能」とは言えない

 

「生物の起源」が火星であろうと地球であろうと 正直どうでも良い話である

そんなもんわかったところで糞の役にも立つことはない

ヒトという種の生物が遺伝的進化によって組み込まれた本能や習性によって非合理な暴力を「解決」だと倒錯する先天的な認知上の重大な欠陥を自覚認識することによって 地上からヒト同士の殺し合いを撲滅することの方が人類にっては最も重要である

そのために必要なのは遺伝的進化には目的も戦略も存在せず 遺伝的進化によって組み込まれているヒトの先天的本能習性というものが単なる「結果」に過ぎない「無意識」であることを理解認識することである

 

 

 

Ende;

コメント
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