ヒトが二足歩行に進化したことで、狭くなった産道によってより未熟な子供を産むようになったことで「絆」だの「男同士の諍いが減った」などというのはご都合主義的なこじつけに過ぎない
「絆」を促すオキシトシンは、家族や集団との「絆」を促すのと同時に。他の家族や集団に対する不信感や拒絶、差別感情をも促すものであり。むしろ集団同士での諍いを促す原因とも言える
個人同士での諍いに比べ、集団同士の諍いの方がより大規模過することも考えられ。国家同士での戦争では、「軍隊」という兵士個人の主体的意志選択を一切排除した盲目的服従による「洗脳」状態になるのも、ヒト特有の習性である。
自分が所属する国家の軍事的優位には安心感を抱くが、他国や敵対国から見れば恐怖や不信感を抱くのは当たり前のことである。
相手集団への配慮を喪失するのは、主観的「安心」を優先してしまうからであり。先天的本能習性が「諍いを減らす」などという都合の良い「進化」が生ずるプロセスや淘汰圧力は存在しない。
性欲が短絡的に「絆」を促すとは言えず、幼女強姦して殺害する事例などからも性的行動が「絆」とは無関係であると言える。
生物学者共は、あたかも「ヒト」という種の生物が人間性にとって都合の良い進化が促されたかのようなこじつけをしたがるのだが。これらは全て大衆からの人気を得るためのデマであって。科学を騙った悪質な詐欺行為である。
こうしたデマをマスコミが鵜呑みにするから戦争や犯罪の根源的原因の究明が滞ることに陥っているのであり。論理的検証をすっ飛ばして学術権威の主張を短絡的に鵜呑みにして垂れ流すことも同罪である。
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