中山可穂『感情教育』 2016年02月25日 | よみものみもの 大作である。 文庫で340頁ほどなので、長いわけではない。 中は三つの章にわかれていて、第一第二の章で二人の主人公それぞれの 生い立ちが描かれ、第三章で二人が出会う。 この第一第二の章が圧巻である。 産みの親がどんな人だったかから始まって、 幼少の環境、幼いながらの性質、小学生の頃、 思春期のあれこれ、高校生としてどんなだったか、 どのような道をなぜ選び、どんな就職をしたか。 100頁かけて履歴 . . . 本文を読む