飲み過ぎた。
3軒ハシゴした、と言える。
2軒目がマズかったからだ。
※
同居母86歳パーキンソン病要介護2認知症状少々、の
ショートステイ8泊9日が終わる頃に、気付いた。
部屋のにおいを気にしなくなっている。
※
母はトイレがうまく使えない。
便器の外に出てしまうことが多い。
着替えている時に、おむつの中に有ったコロコロうんちが
転がり出て部屋の隅に隠れることも有る。
着替えている時に、意識せずに漏れてしまうことも有る。
※
母は食べ物の残りをシンクに流す。
食べ残しとは思えないほどの量がトラップに溜まっていることも有る。
こぼしてしまうのだろう。
一握りくらいの量のご飯や麺類やおかずがトラップの中に有る。
常に有ると言っていいくらい有る。
トラップの中は常に水が来るので、食べ物は加減良く湿りっぱなしである。
※
三角コーナーにも食べ物がたくさん入っている。
こぼしてしまうのだろう。
そこに、レトルトの空き袋や粉末スープの空き袋といった袋類や、
ラップも捨てる。
だから、水が溜まる。
食べ物が加減良く湿りっぱなしになる。
※
わが家は亡父の好みで、網戸が無い。
それはとても風通しが良く、私は網戸が無いことは好きだ。
ただ、きれいに暮らさないと、虫だらけになる。
蠅が入って来る。
シンクや三角コーナーにはコバエがわく。
私一人だと、料理をしても切りかすはすぐにゴミ箱に入れてしまうし、
皿にひとかけも食べ物を残さずに食べるし、
三角コーナーもシンクのトラップも、食べ物はまるで溜まらない。
9日間のショートステイ中、一度もネットを交換する必要は無かった。
※
気付いたら、部屋のにおいを気にしなくなっていた。
そして、部屋のにおいを毎日気にしていたことに気付いた。
気付いてはいたが、
それがけっこうなストレスになっていることを、
あらためて意識した。
※
においというのは、嗅覚にしみついてなかなか取れない。
気にし始めると、ちょっと似たにおいがしてもギクリと感じる。
部屋の中になんとなく便のにおいがする気がする、
まだどこかにウンコロ様が隠れていらっしゃるのではなかろうか。
と、気にするようになる。
これは疲れる。
実際は、においの記憶だったりすることが多いように思う。
※
2軒目の居酒屋は、履き物を脱いで上がり、
掘りごたつ式の席になっていた。
草履がけで行ったが、布張りの床を見て、裸足で上がりたくない、と感じた。
掘りごたつにも足を下ろしたくない気分だ。
何が落ちているか分からない、掃除が行き届いている気がしない。
というのも、
店に入った途端、なんとなく臭かったのだ。
生ゴミっぽいにおいがうっすらとたちこめている。
出てきた料理も、新鮮さに欠けていた。
店内のにおいとあいまって、料理はちっともおいしく感じられなかった。
瓶ビールをやっと空けて、店を出た。
気分直しにもう一軒行こう。
※
次の店に入った時にも、同じにおいをうっすら感じた。
しかしさっきの店ほどのことはない。
料理もおいしく感じられた。
思えば、一軒目に行った時にも感じていた。
ビルの12階、大きな会議室と、小さなレストランが有るフロアに
エレベーターから降り立って、おや、と感じたのだ。
それはかすかなにおいで、気になるほどではなかった。
窓際の席につき、眺望を楽しみながら、つまんで飲んだ。
※
もうすぐ梅雨入り。
今までの季節のようにしていては、
ものは腐れてにおいを発する。
それにしても、ちょっと鼻が過敏になっているのかな、
とも思った。
3軒ハシゴした、と言える。
2軒目がマズかったからだ。
※
同居母86歳パーキンソン病要介護2認知症状少々、の
ショートステイ8泊9日が終わる頃に、気付いた。
部屋のにおいを気にしなくなっている。
※
母はトイレがうまく使えない。
便器の外に出てしまうことが多い。
着替えている時に、おむつの中に有ったコロコロうんちが
転がり出て部屋の隅に隠れることも有る。
着替えている時に、意識せずに漏れてしまうことも有る。
※
母は食べ物の残りをシンクに流す。
食べ残しとは思えないほどの量がトラップに溜まっていることも有る。
こぼしてしまうのだろう。
一握りくらいの量のご飯や麺類やおかずがトラップの中に有る。
常に有ると言っていいくらい有る。
トラップの中は常に水が来るので、食べ物は加減良く湿りっぱなしである。
※
三角コーナーにも食べ物がたくさん入っている。
こぼしてしまうのだろう。
そこに、レトルトの空き袋や粉末スープの空き袋といった袋類や、
ラップも捨てる。
だから、水が溜まる。
食べ物が加減良く湿りっぱなしになる。
※
わが家は亡父の好みで、網戸が無い。
それはとても風通しが良く、私は網戸が無いことは好きだ。
ただ、きれいに暮らさないと、虫だらけになる。
蠅が入って来る。
シンクや三角コーナーにはコバエがわく。
私一人だと、料理をしても切りかすはすぐにゴミ箱に入れてしまうし、
皿にひとかけも食べ物を残さずに食べるし、
三角コーナーもシンクのトラップも、食べ物はまるで溜まらない。
9日間のショートステイ中、一度もネットを交換する必要は無かった。
※
気付いたら、部屋のにおいを気にしなくなっていた。
そして、部屋のにおいを毎日気にしていたことに気付いた。
気付いてはいたが、
それがけっこうなストレスになっていることを、
あらためて意識した。
※
においというのは、嗅覚にしみついてなかなか取れない。
気にし始めると、ちょっと似たにおいがしてもギクリと感じる。
部屋の中になんとなく便のにおいがする気がする、
まだどこかにウンコロ様が隠れていらっしゃるのではなかろうか。
と、気にするようになる。
これは疲れる。
実際は、においの記憶だったりすることが多いように思う。
※
2軒目の居酒屋は、履き物を脱いで上がり、
掘りごたつ式の席になっていた。
草履がけで行ったが、布張りの床を見て、裸足で上がりたくない、と感じた。
掘りごたつにも足を下ろしたくない気分だ。
何が落ちているか分からない、掃除が行き届いている気がしない。
というのも、
店に入った途端、なんとなく臭かったのだ。
生ゴミっぽいにおいがうっすらとたちこめている。
出てきた料理も、新鮮さに欠けていた。
店内のにおいとあいまって、料理はちっともおいしく感じられなかった。
瓶ビールをやっと空けて、店を出た。
気分直しにもう一軒行こう。
※
次の店に入った時にも、同じにおいをうっすら感じた。
しかしさっきの店ほどのことはない。
料理もおいしく感じられた。
思えば、一軒目に行った時にも感じていた。
ビルの12階、大きな会議室と、小さなレストランが有るフロアに
エレベーターから降り立って、おや、と感じたのだ。
それはかすかなにおいで、気になるほどではなかった。
窓際の席につき、眺望を楽しみながら、つまんで飲んだ。
※
もうすぐ梅雨入り。
今までの季節のようにしていては、
ものは腐れてにおいを発する。
それにしても、ちょっと鼻が過敏になっているのかな、
とも思った。
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