犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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LGBT用語集 ノンホル・ノンオペ・パス篇

2015年12月03日 | LGB&T
[あらすじ] LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスの頭文字を
取ったもので、性的マイノリティを総称するものだ。

トランスジェンダーやトランスセクシュアルの話になったので、
以前もこのブログで触れた言葉をさらりとおさらいしておこう。

異なる性別になりたい場合、性同一性障害の診断を受け、
ホルモン治療をしたり性別適合手術を受けたりするケースもあるが、
そうしないひとも多い。
ノンホルとは、ホルモンを使っていないこと。
ノンオペとは、性別適合手術などの手術をしていないこと。

ま、私自身もこの一例だ。

パスとは、元の性ではなく別の性に見えること。
トランスジェンダーのひとは、元の性で扱われたくないというひとが多い。
パスすると嬉しかったり、ホッとしたりする。

繰り返し述べるように、性別はグラデーションである。
男!女!以上! ではなく、
男と女の間に広い広い境目がある。
トランスジェンダーはこの広い辺境地域に、ばらばらに暮らしている。
パスの度合いが様々なのだ。

私も辺境の住民である。
西川口の街を歩けば、ヘルスの客引きに声を掛けられる。
が、二度見されつつも女子トイレに入れる。

街ではいろんなティッシュを配られる。
が、差し出したティッシュを直前で引っ込められることもあって、
そんな時は男女どっち向けの広告だったのか、気になる。

トイレは男性用に入るほどキモは据わっていない。
そこはおばちゃんに譲る。
そもそも、女性として暮らしてきたので男性用トイレの雰囲気に慣れていないし、
やっぱり女性用のほうがきれいだというウワサ…。

FTMつまり女性から男性になりたい場合、
一番簡単なパスのポイントは、なんつっても髭だ。
ちょいと背が低くて骨格が華奢でも、髭が生えてりゃ男に違いないと思われる。

そう思うと、
現代日本の文化の中で、
サラリーマンなどの男性はきちんと髭を剃ることが要件なのは
奇妙な気がしてしょうがない。
つるりと毛の無い顔にすることは、女や子どものような見た目に近づけることであって、
男らしさを削ぐことだ。

ちなみに
髭のオネエというジャンルもある…
フロンティア・スピリット(辺境に生きる根性)を感じる。

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