[あらまし] 飼い犬ウーゴ去勢オス4歳半。
10月頭に保護団体から引き取った。
保護団体では「うみ」という名前で呼ばれていた。
しかし、私は海より山が好きだ。
ひねもすのたりのたりの春の海(与謝蕪村)も好きではあるが、
山と同じくらい好きかといったらそうでもない。
じゃあ犬の名前を「やま」と変えるか?
するとフルネームが「須山山」になるが、それでいいのか。
いいけど。
「山」にした場合、名前を呼ぶ時は
「山」というアクセントではなくなる気がする。
「やまー!」と呼ぶと、遠くに見える大岳山あたりが
「うおーーい」と返事しそうだ。
「や」のほうにアクセントが置かれ、なんなら「ちゃん」が付いて、
「やまちゃん」と呼ばれそうだ。
※
それはいけない。
i.n.u.という二人組バンドをやっているが、
その相棒が「やまちゃん」である。
バンド名はイヌだが、飼い犬の名前と相棒の名前が同じなのは
日常生活で非常にややこしくなりそうだ。
やまちゃんがウチに練習に来て
「やまちゃ~ん」なんつって犬を撫でる。
ということになる。
なんか究極の変態を見ているような様になる。
ならんか。
※
犬は自分の名前を頭の子音で聴き分けている。
と、外国帰りの犬散歩仲間から聞いたことがある。
「う」から始まる名前を付けることにした。
ところが、いっくら考えても出てくるのは「ウンコ」ばかりである。
友人Vに「ポルトガル語にすれば?」と言われ、
突然なにを言い出すのかと面食らった。
いやなに、前に飼っていた2匹のきょうだい犬の名前を
ポルトガル語で付けていたのだ。
「カバサとジーロです。」
と紹介するたびに、
なんでポルトガル語で名前を付けたの?と
キョトンとされたものだ。
皆さんのお気持ちがやっと体感できた。
仔犬を飼い始めた当時、私はちょっとボサノヴァを聴き込んでいたのだ。
※
「ウ」で始まるポルトガル語を探すため、
葡和辞典の「u」のページを片っ端から見ていった。
しかし、これというものが無い。
トホホに暮れた頃、やっと
「ポルトガル 男性 名前」で検索することを思い付いた。
「ウ」で始まるポルトガル語の男性の名前は、
ただ一つ「ウーゴ」だけだった。
即決である。
※
「ウーゴ!」
呼んでみても、
やっぱりちょっと「ウンコ」に聞こえる。
そんなところもかわいいではないか。
ないか。
※
やはり
「どういう意味ですか?」
「なんでポルトガル語?」
という質問は多かった。
ごくまれに
「かわいい名前」
と言ってもらえた。
※
綴りは「Hugo」である。
英語なら「ヒューゴ」と読む。
ゲルマン系なら「フーゴー」。
ラテン系だと「H」を発音しない。
フランス語だと「ユーゴー」か。
スペイン語やイタリア語やポルトガル語で「ウーゴ」となる。
※
地元のドッグランは、3つのエリアに分かれている。
向こうのエリアで元気な犬が走っている。
飼い主さんが呼んでいるのが聞こえる。
「ウーゴ!」
おや?
同名?
こちらのエリアに来た他の人が言う。
「フーゴくん、元気ね。」
「フ」か。
日本男子の名前とも取れるな。
「風悟」とか。
※
後ろから呼ぶ人がいる。
「ユーゴ!」
違う。
違うんだけど違わないんだけど、違う。
「なんやったっけ。あ、ウーゴか。
ウーゴ!ウーゴ!」
ウンコ
じゃない
連呼して憶えてください。
※
人間のやまちゃんとのユニットi.n.u.の演奏を見てね。
「2020年はブギーの年」ということにして、
今年は何曲も新作をアップしています。
https://www.youtube.com/user/43susan43/videos
そして。
明日には今年最後のブギーを公開予定。
笠置シヅ子の歌った服部良一との作品、
『買物ブギー』だ!
カミンスーン
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