犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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井の頭池かいぼり

2014年01月27日 | イキモノタチ
井の頭の池の水をポンプで抜いている。

ボランティアたちが、底のゴミを片付けたり、
外来生物を駆除したりといった作業にあたっている。

ゴム長の続きが胸まであるウェーダーを履いて、
網を持って泥の中を歩く。
ここ数日、東京は暖かではあるが、水は冷たかろう。



井の頭の池の水は濁っている。

池には鯉が多く棲む。
鯉がいるなんてことは、水が汚い証拠だと言っていいくらい、
鯉というのは下魚だ。

以前はこの池の水も澄んでいた。
水が濁ったのには理由がある。
一番は、周辺に建物が増えたせいで、湧き水が減ったことだ。
今、湧いているように見えるのはポンプで汲み揚げているのだ。

湧き水がたくさん流れ込めば、先へ先へと流れができるので、
池に水が溜まる時間は短い。
逆に今のように池に流れ込む水が少ないと、
池に同じ水がいつまでも滞留する。

滞った水は、温度が上がって藻類などが増えやすくなり、
そこから始まって栄養過多になる。
おまけに橋の上から人々が鳥や鯉に餌を投げる。
これも水を濁す。
いつからか、餌やりは禁止になっている。

外来生物も多い。
本来この池にいなかった生き物が、棲み付いている。
アメリカザリガニや、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)、ブラックバス、ブルーギルなどなど。

どこでも状況は似ているが、
人が飼えなくなったものを放流してしまっているのがモトだ。
こういった外来生物は、小さな在来種を食べてしまったり、
在来の生き物と食べ物を取り合って勝ってしまったりして、
井の頭本来の生き物たちを圧迫する。

縁日で取ってきたミドリガメが予想外に大きくなっても、
しっかり寿命までお家で飼う責任がある。

鯉もまた、池の生き物の暮らしを苦しめる。
なんせ、デカい。
たくさん食う。
鯉と似た暮らしをする魚たちは、たくさんの鯉に餌を奪われてしまう。

専門家の中には、今いる鯉の10分の1に減らすべきだと言う人もあるということだ。

鯉料理屋でも始めたらどうだろう?
「井の頭名物こいこく」
なんつったらあたしゃいそいそ出かけて友達と一杯汲み交わすけどね。

ただ駆除するより、いかがでしょ?
え?飲みたいだけだろ、って?


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