犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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深大寺の鐘

2012年02月02日 | おらほ調布
深大寺には自慢がいろいろ有るが。

その中の一つは、鐘。


朝と昼と夕方に、響いてくる。

朝と夕方は、夏場と冬場で時間が違う。

昼はナゼか11時半だ。


実は今の鐘は平成13年に新しく鋳造されたもの。
それまでの鐘は、白鳳仏の横に置かれている。

この、以前の鐘は、都内で3番目に古い鐘だということだ。


おおう。すごい。
永和二年に建てられたものだと。
永和二年って?
1376年だとさ。

おおう。
2000年までの、何?600年あまり、毎日毎日ゴンゴンと撞かれていたわけだ。

最後の頃は、現役で撞かれている鐘としては都内最古、となっていた。

おおう。


と、深大寺に訪ねて来てくれた人を案内すると
必ずと言っていいほど話す。

これで「おおう」と感心してくれる人。
素直で好きです。

しかし、私もこのクチなんですが、
「じゃあ都内で一番目と二番目に古い鐘はどこなの?」
と言う人もいる。

ちょっと自慢げに地元を案内している私の気持ちを、
かすかにしかしくっきりと挫く発言である。

「知らない」
と答える。

憮然としているのが分かってしまうのだろう、
その後で

「す~さん、調べてみたんだけど、
都内最古の鐘は港区の阿弥陀寺、次が板橋区の真福寺だよ。
今度行ってみようよ」

なんて間抜けなことを言ってくる人は、いない。

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