[あらすじ] 『トランスジェンダリズム宣言』の編著者、よねざわいずみさんと飲んだよ。
と言っても実はすでに1ヶ月あまり前のことなのだ。
ちょうどその前日、私はガラケーから遂にスマホに切り替えた。
スマホって言ったらあれでしょ、すーぐ画面が割れるやつでしょ。
私は携帯を落とさない自信が有る。
店員が言う。「iphoneは割れやすいです。」
そんなこと言って、他のだって割れるときゃ割れるでしょ。
とっととケースとフィルムを買わねば。
※
とにかく、欲しかったものを計画的に買ったわけではなく、
瞬発力で咄嗟に買ったものだから、何も知らない。
ケースにどういう物が有るか、知らない。
飲み会の前に、家電量販店に行って、商品を見てみた。
持って滑るのはイヤだし、重さや厚みが増えるのもイヤだ。
とにかく落としたくない。
落としても割れないでいて欲しい。
※
店によねざわさんが到着した。
「本日のおすすめ」が書いてあるホワイトボードが遠くて見えない。
なって言っていると、パッとスマホを出してサッと歩いて行ってピッと撮影して
テーブルに戻って来て見せてくれた。
そ、そうよね。そうやって文明の利器を使えばいいのよね。
文明の利器が使えるかどうかは、頭の使い方よね。
っていうか、よねざわさんのスマホカバー、いいな。
黒いゴム製で、四隅にバンパーが付いている。
これなら、角落ちしても大丈夫そうだ。
きーめた。
帰ったらこれを注文しよう。
(その場でスマホでポチんないところが、まだまだである。)
※
既に、4回落とした。
週に一度は落としている。
このペースで落としていたら、ローンが終わるまでに何十回落とすのだ。
ポケットにひょいと入れて走ったり飛んだり跳ねたりするから、落とす。
初めに落としたのは、上着のポケットに入れて自転車を漕いでいた時だ。
自転車を漕ぐ腿が、ポケットの中のスマホを押し上げたのだろう。
気付いたからすぐに引き返した。
後ろから人が来ていて気付かずに踏んだりしていたら、終わっていただろうと思うとぞっとする。
もっと雑踏の中だったら、気付かなかったかもしれない。
というのも、
なかなか優秀なゴム製バンパーのおかげで、
落ちた時にほとんど音がしない。
かすかに
「ぼと」
と音がする程度なのだ。
※
友人Aは、
「落下Gを感じて警告音が鳴るアプリとか、無いかね。」
と言う。
なるほど。
歩行する際の揺れを検出できたり、輾転反側するのを枕元で感知したりできるのだ、
そんくらい有っても良さそうだ。
でも落下を感じるんじゃ遅いな。
落ちそうになると、
「ぎゃああ!落ちる!」
ってスマホが叫んだり。
※
友人Kは言う。
「鈴付けたら?」
落ちたら
「シャラン」
と鳴って気付く。
※
それはちょっと弱いな。と言うと、友人Bは
「じゃあ、四隅に鈴付けたら?四隅がバンパーになってんだから、付けられるじゃん。」
「何も一個ずつじゃなくてもいいよね。ちゃんと聞こえるだけ鈴付ければいいじゃん。」
※
他人の勧めには従ってみるものだと思っている。
だから、以前おみこしを工作した時に買った鈴の残りを、
付けてみた。
※
マナーモードがマナーじゃなくなっちゃったよ!
振動で鞄の中でシャラシャラシャラシャラとやかましい!
あほか!
※
探してみたら、そのようなスマホカバーが見つかった。
加速度を検知して、素早くパラシュートを開くのだ。
早速ポチった。
早く届かないかな。
※
ガラケーを使い続ける友人Mに自慢した。
すごいでしょ。軟着陸するんだよ。同時に音と光で知らせるの。
Mに言われた。
「で、それいくらしたの?」
・・・
「スマホ買い替えたほうが安いんじゃないの?」
うぇええーい
と言っても実はすでに1ヶ月あまり前のことなのだ。
ちょうどその前日、私はガラケーから遂にスマホに切り替えた。
スマホって言ったらあれでしょ、すーぐ画面が割れるやつでしょ。
私は携帯を落とさない自信が有る。
店員が言う。「iphoneは割れやすいです。」
そんなこと言って、他のだって割れるときゃ割れるでしょ。
とっととケースとフィルムを買わねば。
※
とにかく、欲しかったものを計画的に買ったわけではなく、
瞬発力で咄嗟に買ったものだから、何も知らない。
ケースにどういう物が有るか、知らない。
飲み会の前に、家電量販店に行って、商品を見てみた。
持って滑るのはイヤだし、重さや厚みが増えるのもイヤだ。
とにかく落としたくない。
落としても割れないでいて欲しい。
※
店によねざわさんが到着した。
「本日のおすすめ」が書いてあるホワイトボードが遠くて見えない。
なって言っていると、パッとスマホを出してサッと歩いて行ってピッと撮影して
テーブルに戻って来て見せてくれた。
そ、そうよね。そうやって文明の利器を使えばいいのよね。
文明の利器が使えるかどうかは、頭の使い方よね。
っていうか、よねざわさんのスマホカバー、いいな。
黒いゴム製で、四隅にバンパーが付いている。
これなら、角落ちしても大丈夫そうだ。
きーめた。
帰ったらこれを注文しよう。
(その場でスマホでポチんないところが、まだまだである。)
※
既に、4回落とした。
週に一度は落としている。
このペースで落としていたら、ローンが終わるまでに何十回落とすのだ。
ポケットにひょいと入れて走ったり飛んだり跳ねたりするから、落とす。
初めに落としたのは、上着のポケットに入れて自転車を漕いでいた時だ。
自転車を漕ぐ腿が、ポケットの中のスマホを押し上げたのだろう。
気付いたからすぐに引き返した。
後ろから人が来ていて気付かずに踏んだりしていたら、終わっていただろうと思うとぞっとする。
もっと雑踏の中だったら、気付かなかったかもしれない。
というのも、
なかなか優秀なゴム製バンパーのおかげで、
落ちた時にほとんど音がしない。
かすかに
「ぼと」
と音がする程度なのだ。
※
友人Aは、
「落下Gを感じて警告音が鳴るアプリとか、無いかね。」
と言う。
なるほど。
歩行する際の揺れを検出できたり、輾転反側するのを枕元で感知したりできるのだ、
そんくらい有っても良さそうだ。
でも落下を感じるんじゃ遅いな。
落ちそうになると、
「ぎゃああ!落ちる!」
ってスマホが叫んだり。
※
友人Kは言う。
「鈴付けたら?」
落ちたら
「シャラン」
と鳴って気付く。
※
それはちょっと弱いな。と言うと、友人Bは
「じゃあ、四隅に鈴付けたら?四隅がバンパーになってんだから、付けられるじゃん。」
「何も一個ずつじゃなくてもいいよね。ちゃんと聞こえるだけ鈴付ければいいじゃん。」
※
他人の勧めには従ってみるものだと思っている。
だから、以前おみこしを工作した時に買った鈴の残りを、
付けてみた。
※
マナーモードがマナーじゃなくなっちゃったよ!
振動で鞄の中でシャラシャラシャラシャラとやかましい!
あほか!
※
探してみたら、そのようなスマホカバーが見つかった。
加速度を検知して、素早くパラシュートを開くのだ。
早速ポチった。
早く届かないかな。
※
ガラケーを使い続ける友人Mに自慢した。
すごいでしょ。軟着陸するんだよ。同時に音と光で知らせるの。
Mに言われた。
「で、それいくらしたの?」
・・・
「スマホ買い替えたほうが安いんじゃないの?」
うぇええーい
ベルト通しに引っ掛ければ重くないか。
なおかつ鈴付けて…
対応に遊びがないと言われてましたな
この硬直したマジメさが売りです
法螺が峠で ひっかかりました
で これでも小生 関西
でも ヨシモトは嫌い 笑えません
アベとのCM笑えません
ピンハネに闇営業 笑えません