外した後の写真は、それだけで外し方のヒントになってしまう。
見たくない人は見たくないだろうから、最初に予告しておく。
この先、「外す途中」と「外した後」の写真が出てきます。
言ったからね。
見たくないならスクロールしないでね。
※
パズルメーカー、ハナヤマの「はずる」シリーズを、
机の上にあれこれ置いてある。
ボーッと動画を見るとかラジオを聞くとかいう時に、
手を動かす。
ものによっては、手元を見る必要の無いものも有る。
見て考えて動かすというより、
触った感覚で動かしていって外すのだ。
この、「ツイスト」も、
見ないで動かすタイプだと思った。
見た目も美しい。
仕掛けも楽しい。
動きも心地良い。
手の中で動かしていって、あ、こっちはダメだ、そんならこっちか、
と道に迷う。
※
私はけっこう方向感覚が良く、地図も読める。
一度行ったら大体の場所は憶える。
一方で、初めての場所に行くことや、初めての道を歩くことが大好きだ。
塀と塀の間に細い道を発見したら行きたくてしかたない。
そして、広い道にぽんと出た時に、「わー、ここに出るのかー」というのが楽しい。
地図が読めるので、
事前に地図を見たら、このようなことは起きない。
現地から目的地への最短ルートもすぐに把握できる。
方向感覚が良いので、地図が無くても、おおよその方向が最初にイメージできれば、
道を選んで進んで行くことができる。
そして、大概の場合、ちゃんと目的地に着くことができる。
と、これじゃ、つまんないんである。
散歩の楽しみは、「わ、ここどこ?初めて!」なので、
「一度行ったら大体おぼえる」だと、
どんどん楽しめる場所が減っていく。
※
子どもの頃は、2万5千分の一の地形図を使っていた。
自転車で出かけて、帰宅してから地図を広げ、
通った道を思い出して、赤鉛筆でなぞっていく。
地図はほどなく真っ赤に染まった。
そのうち、近くの道は大体知ってしまって、つまらなくなった。
初めての道を行ってワクワクするためには、足を伸ばさなければならなくなった。
遠くへ。遠くへ。
山に登る時も、行きと帰りは別のコースにしたい。
車を運転するようになっても、志向はあまり変わらなかった。
どんなに最短コースだとしても、行きと帰りが同じじゃつまんないんである。
※
好きな場所は、何度行ってもワクワクしたい。
そこで私は、帰宅してから地図を広げることを、いつしかやめた。
次に行った時も、初めての時のように楽しめるからだ。
場所の位置関係や道の繋がりを把握するのは楽しみなのだけれど、
それ以上に楽しみな「初めてワクワク」を保つために、
あえて地図の楽しみを捨てたのだ。
おかげで、何ヶ所か、「何度行っても道に迷う」場所が有る。
迷うのが楽しい。
こっちへ行ったらあすこに出るかな?
あれ?出ないな、ここの道は複雑だな。
前もここで迷ったな。で、どうなったか憶えてないな。
これが、楽しい。
※
それに似た楽しみが、「ツイスト」には有ると思った。
解きたいのだが、
解けた!という喜びに匹敵するくらい、途中の
解いているプロセスが楽しい。
つまりは、良いパズルだ、ってことだと思う。
※
「はずる」は、外すのも問題だが、組み直すのも問題である。
一旦外せたんだから組めるでしょ、と思うと、そうでもない。
一体どうして外せたのか分からない、なんてなことも有る。
「ツイスト」は、外すのも組むのも同じくらいの難易度だと思った。
外し方も組み方も予想しやすい。
びっくりするようなことは無いけれど、
散歩のような楽しみ方ができる。
はい。
途中の写真と、外れた写真。
3↓
2↓
1↓
見たくない人は見たくないだろうから、最初に予告しておく。
この先、「外す途中」と「外した後」の写真が出てきます。
言ったからね。
見たくないならスクロールしないでね。
※
パズルメーカー、ハナヤマの「はずる」シリーズを、
机の上にあれこれ置いてある。
ボーッと動画を見るとかラジオを聞くとかいう時に、
手を動かす。
ものによっては、手元を見る必要の無いものも有る。
見て考えて動かすというより、
触った感覚で動かしていって外すのだ。
この、「ツイスト」も、
見ないで動かすタイプだと思った。
見た目も美しい。
仕掛けも楽しい。
動きも心地良い。
手の中で動かしていって、あ、こっちはダメだ、そんならこっちか、
と道に迷う。
※
私はけっこう方向感覚が良く、地図も読める。
一度行ったら大体の場所は憶える。
一方で、初めての場所に行くことや、初めての道を歩くことが大好きだ。
塀と塀の間に細い道を発見したら行きたくてしかたない。
そして、広い道にぽんと出た時に、「わー、ここに出るのかー」というのが楽しい。
地図が読めるので、
事前に地図を見たら、このようなことは起きない。
現地から目的地への最短ルートもすぐに把握できる。
方向感覚が良いので、地図が無くても、おおよその方向が最初にイメージできれば、
道を選んで進んで行くことができる。
そして、大概の場合、ちゃんと目的地に着くことができる。
と、これじゃ、つまんないんである。
散歩の楽しみは、「わ、ここどこ?初めて!」なので、
「一度行ったら大体おぼえる」だと、
どんどん楽しめる場所が減っていく。
※
子どもの頃は、2万5千分の一の地形図を使っていた。
自転車で出かけて、帰宅してから地図を広げ、
通った道を思い出して、赤鉛筆でなぞっていく。
地図はほどなく真っ赤に染まった。
そのうち、近くの道は大体知ってしまって、つまらなくなった。
初めての道を行ってワクワクするためには、足を伸ばさなければならなくなった。
遠くへ。遠くへ。
山に登る時も、行きと帰りは別のコースにしたい。
車を運転するようになっても、志向はあまり変わらなかった。
どんなに最短コースだとしても、行きと帰りが同じじゃつまんないんである。
※
好きな場所は、何度行ってもワクワクしたい。
そこで私は、帰宅してから地図を広げることを、いつしかやめた。
次に行った時も、初めての時のように楽しめるからだ。
場所の位置関係や道の繋がりを把握するのは楽しみなのだけれど、
それ以上に楽しみな「初めてワクワク」を保つために、
あえて地図の楽しみを捨てたのだ。
おかげで、何ヶ所か、「何度行っても道に迷う」場所が有る。
迷うのが楽しい。
こっちへ行ったらあすこに出るかな?
あれ?出ないな、ここの道は複雑だな。
前もここで迷ったな。で、どうなったか憶えてないな。
これが、楽しい。
※
それに似た楽しみが、「ツイスト」には有ると思った。
解きたいのだが、
解けた!という喜びに匹敵するくらい、途中の
解いているプロセスが楽しい。
つまりは、良いパズルだ、ってことだと思う。
※
「はずる」は、外すのも問題だが、組み直すのも問題である。
一旦外せたんだから組めるでしょ、と思うと、そうでもない。
一体どうして外せたのか分からない、なんてなことも有る。
「ツイスト」は、外すのも組むのも同じくらいの難易度だと思った。
外し方も組み方も予想しやすい。
びっくりするようなことは無いけれど、
散歩のような楽しみ方ができる。
はい。
途中の写真と、外れた写真。
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