[あらすじ] 二十歳頃のひきこもりと、三十歳頃の鬱。
やる気が出ない。眠れない。
たしかに鬱病と呼ばれる状態だったろうと思うのだが、
私は鬱病という診断と投薬治療が嫌いなので、
どうしても鬱病という言葉を使いたくない。
そこで今まで鬱状態と書いてきたが、ある考え方では
鬱病と鬱状態を明確に分けて見ているようで、
その考え方に当てはめて読まれても困る。
自分のあった状態をどう表現するか、いまだに迷っている次第。
※
食欲が無くなった。
と言うと、ちょっと不正確な気がする。
食べる気がしない。
食べる気がしないのには、理由があった。
腹が空かないのだ。
しかし、軽い肉体労働をしていたので、食べなければバテてしまうだろう
と考え、無理やり飯を口に突っ込んで噛んで呑み下していた。
食べ物は、なんの味もせず、
大好きな米の飯も、砂を噛むようだった。
味がしないのだから、うまいものを食べたいという気持ちも無いので、
適当なおかずでごはんを一杯、胃袋に送り込んだら食事は終わりだ。
義務を遂行している感じだった。
友達と食べると、マシな時期もあったので、
わざわざ友達に頼んで一緒に食事に行ってもらったこともあった。
酒飲みで、その日の夜は何を飲み何をつまむかを、昼頃から考える。
味がしないので、それも楽しくないから、しない。
うまいものがわからない一方、まずいものもわからない。
味に対する感情がわかないのだ。
食えれば、なんでもいい。
と言うか、食いたくもないので、食えればいい、という気持ちも無い。
そうは言っても、一日食べていないと腹が空く。
腹が空くと、通常、あれが食べたいこれが食べたいと、いろいろ思い浮かぶが、
これが無い。
何を食べていいかわからないまま、冷蔵庫を開ける。
ごはんに生卵を割り、佃煮か何かで食べる。
今書いていると、なんてうまそうなんだ!と思うが、
当時はなんの味もしなかった。
やる気が出ない。眠れない。
たしかに鬱病と呼ばれる状態だったろうと思うのだが、
私は鬱病という診断と投薬治療が嫌いなので、
どうしても鬱病という言葉を使いたくない。
そこで今まで鬱状態と書いてきたが、ある考え方では
鬱病と鬱状態を明確に分けて見ているようで、
その考え方に当てはめて読まれても困る。
自分のあった状態をどう表現するか、いまだに迷っている次第。
※
食欲が無くなった。
と言うと、ちょっと不正確な気がする。
食べる気がしない。
食べる気がしないのには、理由があった。
腹が空かないのだ。
しかし、軽い肉体労働をしていたので、食べなければバテてしまうだろう
と考え、無理やり飯を口に突っ込んで噛んで呑み下していた。
食べ物は、なんの味もせず、
大好きな米の飯も、砂を噛むようだった。
味がしないのだから、うまいものを食べたいという気持ちも無いので、
適当なおかずでごはんを一杯、胃袋に送り込んだら食事は終わりだ。
義務を遂行している感じだった。
友達と食べると、マシな時期もあったので、
わざわざ友達に頼んで一緒に食事に行ってもらったこともあった。
酒飲みで、その日の夜は何を飲み何をつまむかを、昼頃から考える。
味がしないので、それも楽しくないから、しない。
うまいものがわからない一方、まずいものもわからない。
味に対する感情がわかないのだ。
食えれば、なんでもいい。
と言うか、食いたくもないので、食えればいい、という気持ちも無い。
そうは言っても、一日食べていないと腹が空く。
腹が空くと、通常、あれが食べたいこれが食べたいと、いろいろ思い浮かぶが、
これが無い。
何を食べていいかわからないまま、冷蔵庫を開ける。
ごはんに生卵を割り、佃煮か何かで食べる。
今書いていると、なんてうまそうなんだ!と思うが、
当時はなんの味もしなかった。
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