[あらすじ] 数年ぶりに腰が痛かったよ。
15年ほど前から10年近く、腰が痛かった。
痛みの強い時期には、仰向けに寝ていられないような痛みだった。
休む姿勢で休めない、眠れない、というのはしんどいものだ。
それが、『サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療 』という本を
読んだら治った。
痛みが消えたのである。
潜在意識まで抑え込まれた幼少の頃からの怒りといった
深い心の問題から目を逸らすために、
脳が身体に痛みをでっち上げている。
この仕組みを知ることで、脳のこの手口に騙されないで済む、
つまり、痛みが消える。
しっかり読んで、「騙されないぞ」と心に繰り返し思ったら、
十年苦しんだ腰痛が数日で消えていった。
ちょっとぶり返した時も有ったが、そういう時は
「これは作り出された痛みであって、実態は無い。騙されないぞ」と
繰り返した。
※
腰痛が消えてからは、
腰や背中が痛むことが有ってもそれは単なる筋肉痛であった。
一日二日もすりゃ引くのだ。
素晴らしい。
庭仕事で屈んでも何も痛まないし、
へんな姿勢を取ってもへいちゃらだし、
重い物はじゃんじゃん持てるし、
なんつったって、仰向けでぐっすり眠れる。
怖いもん無しである。
けっこう多くの人が、ぎっくり腰への恐怖とともに生きておるようだけれど、
自分には起きないことのように思えた。
※
ちょっと調子に乗っていたな、と思う。
調子に乗る私に、脳がお灸を据えた、とも言えそうだ。
一日二日で痛みが引かず、3日が5日になり、一週間続く頃になると、
ああ、また腰痛と伴に生きていかなければいけないのかな、
という気持ちになった。
※
ただ、強みだったことが有る。
それは、
物理的に問題が無い所にも痛みを感じることが有る、
ということを知っていることだ。
重ねて、
動かしたほうが動かさないほうが治りが良い、
ということも事実である。
両方を知っていないと、
動かすと痛いから、痛いってことはそこに何か有るわけで、
動かすと余計に故障が進むんじゃないか、
という不安に襲われる。
それが無かった。
だから、
腰が痛いなりに、屈んだりもしたし、
庭仕事もしたし、
重い物を持ち上げたりもした。
それによって悪化するもんではない、という類の痛みだな、
という判断ができたからだ。
※
とは言え、今回の痛みは、世に言う「ぎっくり腰」に他ならない
と、過ぎ去った今、思う。
さらに、ぎっくり腰もそんなに怖いもんでもない、
と、過ぎ去った今、思う。
それはただの「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないの?と言われそうな気もするが。
あまり調子に乗ると、
反省を促すためにまた痛みが出るかもしれない。
浮かれず、しかし不要に不安がらず、暮らそう。
15年ほど前から10年近く、腰が痛かった。
痛みの強い時期には、仰向けに寝ていられないような痛みだった。
休む姿勢で休めない、眠れない、というのはしんどいものだ。
それが、『サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療 』という本を
読んだら治った。
痛みが消えたのである。
潜在意識まで抑え込まれた幼少の頃からの怒りといった
深い心の問題から目を逸らすために、
脳が身体に痛みをでっち上げている。
この仕組みを知ることで、脳のこの手口に騙されないで済む、
つまり、痛みが消える。
しっかり読んで、「騙されないぞ」と心に繰り返し思ったら、
十年苦しんだ腰痛が数日で消えていった。
ちょっとぶり返した時も有ったが、そういう時は
「これは作り出された痛みであって、実態は無い。騙されないぞ」と
繰り返した。
※
腰痛が消えてからは、
腰や背中が痛むことが有ってもそれは単なる筋肉痛であった。
一日二日もすりゃ引くのだ。
素晴らしい。
庭仕事で屈んでも何も痛まないし、
へんな姿勢を取ってもへいちゃらだし、
重い物はじゃんじゃん持てるし、
なんつったって、仰向けでぐっすり眠れる。
怖いもん無しである。
けっこう多くの人が、ぎっくり腰への恐怖とともに生きておるようだけれど、
自分には起きないことのように思えた。
※
ちょっと調子に乗っていたな、と思う。
調子に乗る私に、脳がお灸を据えた、とも言えそうだ。
一日二日で痛みが引かず、3日が5日になり、一週間続く頃になると、
ああ、また腰痛と伴に生きていかなければいけないのかな、
という気持ちになった。
※
ただ、強みだったことが有る。
それは、
物理的に問題が無い所にも痛みを感じることが有る、
ということを知っていることだ。
重ねて、
動かしたほうが動かさないほうが治りが良い、
ということも事実である。
両方を知っていないと、
動かすと痛いから、痛いってことはそこに何か有るわけで、
動かすと余計に故障が進むんじゃないか、
という不安に襲われる。
それが無かった。
だから、
腰が痛いなりに、屈んだりもしたし、
庭仕事もしたし、
重い物を持ち上げたりもした。
それによって悪化するもんではない、という類の痛みだな、
という判断ができたからだ。
※
とは言え、今回の痛みは、世に言う「ぎっくり腰」に他ならない
と、過ぎ去った今、思う。
さらに、ぎっくり腰もそんなに怖いもんでもない、
と、過ぎ去った今、思う。
それはただの「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないの?と言われそうな気もするが。
あまり調子に乗ると、
反省を促すためにまた痛みが出るかもしれない。
浮かれず、しかし不要に不安がらず、暮らそう。
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