
[あらすじ] 遡上の南限である利根川に鮭を見に行った。
産卵場の近くは日本初の女医、荻野吟子の生まれた土地であった。
荻野吟子の生家は、その地の名主だったそうだ。
しかし、家はその後没落してしまう。
立派な長屋門は、近くの寺に移築してあるという。
ふーん、そう。
長屋門なら多摩のあたりも同じようだし、今さら見るでもないなあ。
と思った。
しかし!
地図を眺めていると、移築先の光恩寺は、川向こうなんである。
さらに貼り紙を見ると、渡船場から歩いてすぐの所のようである。
これは…
向こう岸に用ができた。
渡らねば!
いそいそと渡船場に戻った。
船着場に人の姿は無い。
船は対岸にいる。
バス停にはカメラを持ったおじさんが一人、時刻表の写真を撮っている。
もし一人だったら申し訳ないけれど、いいや、ここは体験だ。
ロープを引いて、黄色の旗を巻き揚げた。
しばらく見ていると、対岸の船に人が動くの見え、
船が動きはじめた。
私は旗を降ろし、船着場へ移動した。
すると、カメラおじさんもついて来て、船着場からいろいろ写真を撮っている。
私も写真が撮りたいけれど、今朝バッテリーが切れたんだってば。(数日前の記事参照のこと…)
船は中州を下流へ迂回して、ゆっくり、5分ほどかけてやってきた。
いつの間にか、ウェアに身をかためたサイクラーも船を待っていた。
土手の上はサイクリングロードがずっと走っている。
カメラおじさんは「往復はできませんか」なんて聞いている。
「11時半には埼玉側に行くから、欲を言えばその時に合わせて」と言われた。
川を渡るのは気持ちいい。
カメラおじさんと船の操縦士が話している。
いつもは山がもっと見えるようだ。
この日はかなりかすんでいた。筑波なんて見えない。
寺は渡しからすぐだった。
埼玉側よりちょいと栄えている感じを受ける。
吟子の生家も、洪水の影響ですたれてしまったのだろうか。
群馬側へ来てはじめて気付いたが、町中のところどころに
「四面望橋 利根川に新橋を 利根川新橋を架ける市民の会」という
のぼりが立っている。
渡しはあるが、やはり橋の方が便利だ。
下流の利根大堰の武蔵大橋から、上流の刀水橋までおよそ10km離れている。
武蔵大橋の下流は3kmほど、刀水橋の上流でも6kmほどのところに
次の橋があることから見ても、ここはちょいと間隔が大きい。
地元の人には不便なことだと思う。
指定された時間よりもずいぶん早く渡しに戻れた。
船は埼玉側に行っていた。
今日は客が多いようだ。
こちら側には障がい児と職員が2組、船を待っている。
群馬側にある公園に遊びに行ったようだ。
一人は船に乗れるので相当はしゃいでいる。楽しそう。
船には4人の客が乗っていたが、降りたのは一人だけ。
3人連れは見物で往復するようだ。ふーん・・・。
中州に近付くと、子どもは「島が見えたぞー」とまた大興奮。
そりゃ楽しいわな。
私もこっそり興奮。
しかし、産卵が済んで浮かぶ鮭の姿は見られなかった。
ちょびっと残念。
産卵場の近くは日本初の女医、荻野吟子の生まれた土地であった。
荻野吟子の生家は、その地の名主だったそうだ。
しかし、家はその後没落してしまう。
立派な長屋門は、近くの寺に移築してあるという。
ふーん、そう。
長屋門なら多摩のあたりも同じようだし、今さら見るでもないなあ。
と思った。
しかし!
地図を眺めていると、移築先の光恩寺は、川向こうなんである。
さらに貼り紙を見ると、渡船場から歩いてすぐの所のようである。
これは…
向こう岸に用ができた。
渡らねば!
いそいそと渡船場に戻った。
船着場に人の姿は無い。
船は対岸にいる。
バス停にはカメラを持ったおじさんが一人、時刻表の写真を撮っている。
もし一人だったら申し訳ないけれど、いいや、ここは体験だ。
ロープを引いて、黄色の旗を巻き揚げた。
しばらく見ていると、対岸の船に人が動くの見え、
船が動きはじめた。
私は旗を降ろし、船着場へ移動した。
すると、カメラおじさんもついて来て、船着場からいろいろ写真を撮っている。
私も写真が撮りたいけれど、今朝バッテリーが切れたんだってば。(数日前の記事参照のこと…)
船は中州を下流へ迂回して、ゆっくり、5分ほどかけてやってきた。
いつの間にか、ウェアに身をかためたサイクラーも船を待っていた。
土手の上はサイクリングロードがずっと走っている。
カメラおじさんは「往復はできませんか」なんて聞いている。
「11時半には埼玉側に行くから、欲を言えばその時に合わせて」と言われた。
川を渡るのは気持ちいい。
カメラおじさんと船の操縦士が話している。
いつもは山がもっと見えるようだ。
この日はかなりかすんでいた。筑波なんて見えない。
寺は渡しからすぐだった。
埼玉側よりちょいと栄えている感じを受ける。
吟子の生家も、洪水の影響ですたれてしまったのだろうか。
群馬側へ来てはじめて気付いたが、町中のところどころに
「四面望橋 利根川に新橋を 利根川新橋を架ける市民の会」という
のぼりが立っている。
渡しはあるが、やはり橋の方が便利だ。
下流の利根大堰の武蔵大橋から、上流の刀水橋までおよそ10km離れている。
武蔵大橋の下流は3kmほど、刀水橋の上流でも6kmほどのところに
次の橋があることから見ても、ここはちょいと間隔が大きい。
地元の人には不便なことだと思う。
指定された時間よりもずいぶん早く渡しに戻れた。
船は埼玉側に行っていた。
今日は客が多いようだ。
こちら側には障がい児と職員が2組、船を待っている。
群馬側にある公園に遊びに行ったようだ。
一人は船に乗れるので相当はしゃいでいる。楽しそう。
船には4人の客が乗っていたが、降りたのは一人だけ。
3人連れは見物で往復するようだ。ふーん・・・。
中州に近付くと、子どもは「島が見えたぞー」とまた大興奮。
そりゃ楽しいわな。
私もこっそり興奮。
しかし、産卵が済んで浮かぶ鮭の姿は見られなかった。
ちょびっと残念。
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