犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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向こう岸とわたし

2013年11月22日 | のりもの
[あらすじ] 利根川に遡る鮭を見に行った。ひとつだけ残っている渡し船に乗った。


私の地元、多摩川には今は渡しは残っていない。
映画にもなった、つげ義春のマンガ『無能の人』の中には
矢野口(やのくち)の渡しが登場する。
調布側にある競輪場に来る人たちが利用していた、という話だ。

他にも数々の渡しが昔は活躍していた。
http://www.geocities.jp/kikuuj/kyudo/watashi/tama-watashi.htm
この表を見ると、渡しの名称が括弧に入れてもうひとつ付いている所がある。

此岸と彼岸で、呼び方が異なるのだ。
渡しそのものの名前というよりは、どこから渡しが出ているか、という
呼び方だということになる。

両岸が同じ地名、という所もある。
宇奈根や等々力だ。
私は、渡しで繋がっているからだと思っていたが、どうも違うようだ。

川の蛇行の変化で、同じ側だった村が川で分断された、ということらしい。
とかく川の近くは厳しい。

利根に残る渡しは、埼玉県側では葛和田の渡し、群馬県側では赤岩の渡し
と呼んだようだ。
現在の渡船は群馬県の千代田町が運営しているので、赤岩の渡し
ということになるか。
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